ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

綺麗な女性に声をかけられても、財布の紐は若干キツめにする。

イノシシを取っ掛かりに考えます。

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(写真:博多住吉神社

 

干支ネタを放置してましたね。

待ち望んでいる人はいないでしょうけど。

書いておけば後々役に立つかもしれませんので、書いておきます。

 

さて、鳥と犬と来たので亥ですか。

亥とは、イノシシのことです。

イノシシ…?何かあったっけ…?

あー…福岡に行った時の話でも。

 

時を遡ること2011年5月、私は福岡へ行きました。

何故?行きたかったから。

目的?ないない、そんなもの。

強いて言えば、観光?まあ、遠くに出かけたくなる時ってありますよね?

 

当時の私は今以上に行き当たりばったり。

当日になって気分で新幹線で行くことに決め。

宿は泊まれれば良いや、と予約もせず。

着替え一式と散策用のバッグを持って、着の身着のままで一人旅。

…今と対して変わらない?いや、宿の予約はしてますよ?今は。

 

確か記憶では博多駅に着くとイベントが催されていて。

全く知らなかったのですけど、博多どんたく祭りの開催日だったようで。

それはもう人が溢れてました。漫画「トライガン・マキシマム」のトラックのコンテナに兵士全員を詰め込むシーンを彷彿とさせるくらいの人の溢れ具合でした。

祭り好きなのでこの時点で結構テンションが上がりましたね。

 

それで、宿はバナナを買い求めて寄った八百屋の店員さんに聞いてビジネスホテルにチェックイン。

出た後に櫛田神社や博多の住吉神社に寄りまして。(神社仏閣の雰囲気が好きなのです)

夜も更けた頃合いでビジネスホテルに一度戻ろうとすると、黒服のお兄さんに声をかけられまして。

どうやら、ガールズバーへの勧誘のようで。

声をかけられると取りあえず話を聞いてしまう私。

次いでに、旅は恥のかき捨てと、ちょっと興味が湧いていた私。

私は「帰りのお金がないと厳しいから2000円までなら良いよ」と。

 

人生2度目のガールズバーに一人で行きました。

因みに1度目は大阪で財布をすっからかんにされました。

それで、その店である程度呑んで、出て、ふらふらと歩くと今度はお姉さんに声をかけられました。

どうやら、同じくガールズバーの勧誘のようで。

声をかけられるとやはり話を聞いてします私。

次いで、夜に何時間も立っているんだろうな、と考えると可哀想に思えて断れない私。

私は「帰りのお金がないと厳しいから2000円までなら良いよ」と。

 

こう、ふらりふらりとガールズバーを渡り鳥のように歩いていきます。

そうして辿り着いた店で世間話をします。

確か私が山で獣が出る話をしていたら、一人の女性が熊本でイノシシが出た話をしまして。

へー、そうなんだー、と聞いてましたね。

ようやくイノシシが出ました。そして、それだけです。

 

後は芋焼酎を日本酒で割ろう!という悪ノリで割って呑んだら結構美味しかった記憶があります。

結構な名酒だったような気がするんですけど…あれ?もしかしてサービスしてくれたのかもしれない…

今更気付くとか、これだから私と言う人間は…

 

47都道府県を網羅することは私の中で決定しているので、今年も遠出したいですね。

あと、東京歌舞伎町は行きたい。大阪南と博多は行ったので。お金に余裕を持って行きたい。

あえて、言い切る。

 

綺麗な女性に声をかけられても、財布の紐は若干キツめにする。

 

若干ね?全く使わないのはそれはそれで失礼だし。

まあ、一人旅で出かけて且つ夜を散策したときじゃないと行く機会がそうそうないですけど。

楽しいお酒になればそれで良いです。

 

皆さんのお酒に呑まれないようご注意ください。

 

 

『油揚げ、ただそれだけのこと』

詩を書きます。

3月17日にナナシノエイト第5夜に参加しまして。

ナナシノエイト "名もなきオープンマイク0 松本編" 第5夜

そこで、油揚げの詩を発表しまして。

uenokoeda.hatenablog.com

思いの外、笑い?があったので、油揚げで詩を何編か編んだ方が良いのかな?と。

その試作…いきなり変化球ですけど。

 

『油揚げ、ただそれだけのこと』

 

油揚げ。

あぶらあげ。

 

あ、会いたかったら、会いに行けば良い。

正しい。正しいけれど。正しくない。

仕事がある、体調を崩した、遠くて足がない。

会いたくなっても、会えないことはままある。

正しくない。正しくないけれど。正しい。

5分間だけ、顔を合わせるだけ、2時間かけて向かって、2時間かけて戻る。

会えない理由よりも会いたい気持ちが上回るか、ただそれだけのこと。

 

ぶ、無事であれば、良い。

正しい。正しいけれど。正しくない。

病気になってないか、悲しい思いをしてないか、トラブルに巻き込まれてないか。

便りがないのは、心配してしまう。

正しくない。正しくないけれど。正しい。

一生懸命に1歩前へ、悩みながら、1年でも10年でも可能性の先へ。

会えないことへの不安より会えた時の喜びを信じられるか、ただそれだけのこと。

 

ら、らしい自分であること、大事にすれば良い。

正しい。正しいけれど。正しくない。

友達の視線、両親の小言、自分への猜疑。

らしい自分を求めなければ、存外に社会は生き易い。

正しくない。正しくないけれど。正しい。

私はどう生きたいのか、社会はどうあるべきなのか、1分間毎日考える、他者との関わりの中で。

他者を拒絶するのではなく他者も認められるか、ただそれだけのこと。

 

あ、あなたを愛している、言葉は要らない。

正しい。正しいけれど。正しくない。

本当に変わっていないのか、薄らいでいるのではないか、今何を考えているのか。

言葉にしないと、思いは伝わらない。

正しくない。正しくないけれど。正しい。

フキノトウが顔を出していた時、風鈴が鳴った時、赤とんぼが通り過ぎた時、コタツでミカンを剥いている時。

瞬間瞬間の言葉より一緒に過ごした時間に意味を見出すか、ただそれだけのこと。

 

げ、現実で関わるすべての人に、感謝しよう。

正しい。正しいけれど。正しくない。

陰口を言われた。夢を馬鹿にされた。目を逸らされた。

現実の人間は、非情な顔を見せることがある。

正しくない。正しくないけれど。正しい。

正しいと信じて、夢を諦めず、両目を真っ直ぐに、何度も挫けても、歩き続ける。

離れていった人の数より味方になってくれた人の数を数えられるか、ただそれだけのこと。

 

あぶらあげ。

油揚げ。

@文章の表現で困ったら、再翻訳は良いかもしれない。

閑話休題

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急に実験したいことが思い付いて。

よく見る「日本語の翻訳の再翻訳」、私の文章でするとどうなるのだろう?と。

それで、一番最初に書いた記事の文章を翻訳してみました。

 

uenokoeda.hatenablog.com

 

次いでだから英語だけじゃなくて、中国語、フランス語、ポルトガル語タイ語でもやってみました。

それの感想でも書こうかな?これぞ怠惰な記事でしょう。

以下がその翻訳結果と感想です。

 

《英語》

私は人に提案されて、ブログを開始した。

無意識に、それは登録された。

それはしばらくの間後悔する。

私が重大な前かがみである理由。

それは続き、言う時には、私は不注意な仲間、怠け者のため新米である。

… はい、私は人として無駄なクラスの人である。

それが、とおりポジティブな物が送られうる理由でもない および。

それが、有益な情報が送られうる理由でもない および。

それらが、魅力的な物が書かれうる翻訳でもない および。

… おお?もしそれがそうであったならば、なぜ、開始されたブログであった…?

… たとえ私が考えても、無駄な物(横目)があるね?

はいおお それを書く間方法が決められる時 。

私はいつも準備不足に立ち去り、それは決められたけれども、それはラッキーな日である。

今日はであるだけである 私がそう言う日であったthat which 。

おお、声を出して考えている。

 

読んだ人へのならば。

どうもありがとう。あなたのためにそれがクリアな日であるので。

_____

「無意識に、それは登録された」、「おお、声を出して考えている」など何か言い回しが格好良い気がする。

あと、「〜および」とかですます調のような語尾の感じで入っているのが面白いです。

 

《中国語》

人に勧められて、Bloggerを始めたのを試みています。

こらえきれず、登録しました。

どのくらい後悔します。

どうして、私はひどい怠け者です。

もしも未熟者の怠け者で、うかつな人を言いを受けています。

はい…え、人の駄目な部類の人として。

このような、手紙を出す積極的な事もありません。

手紙を出すことができるべきで役に立つ情報もありません。

書くことができて訳してもない面白い事のがあります。

…それですか?そうでしょうraどのようにBloggerを始めます…?

…同じく寝る事のyoがない効果がありを考慮します(横目で見る)

ああ、もしもへっへっ、方向は書く時決定する…

いつも私は客を振って発車して、、ただ吉日だけを要するのをの思い出します。

今日はただそのように言う日、それです。

えができます…たぶん独り言を言いになって、でも。

 

もしも、万に読んでともらいます。

ありがとうございます。あなたにとって晴れ渡っている日ため。

_____

文章を読んでいて「へっへっ」の不意打ち、何笑っているんだよ。

「こらえきれず、登録しました」、何か私がブログを書きたくて仕方がない感じに。意味が英語と違うな…

あと、ブログ?がないのか、手紙と翻訳されるのが不思議に感じました。

 

《フランス語》

ブログを始めた人にオススメします。

登録しなければならなかった。

すこし後悔しました。

何を私は非常に怠惰な人。

多弁でビューのポイントからフォロー アップ初心者か、怠惰な。

…はい、ダメ人間であります。

だから、肯定をすることではなく。

また、有用な情報を与えます。

面白いし、書くことができます。

…何ですか?あなたが迷っている場合なぜあなたはブログを開始しました。

…それは (横に) 音を考えることができるすべてのヘンリーの後

ああ、私たちは書く井戸の方向を決定しました。

閉鎖のアイデアのままに、常に幸運な日であります。

私は言う、それはちょうどその日です。

えっと。。。しかし、自分自身をかもしれない。

 

場合は我々 を読む必要があります。

ありがとうございました。そこにあなたのためのクレア。

_____

登録しなければならなかった」 、差し迫ってますね。

と言うか、「ブログを始めた人にオススメします」、「…何ですか?あなたが迷っている場合なぜあなたはブログを開始しました」と何故かブログを誘う文句に。

全体的にポジティブな文章に変わっていて、元と全然違う印象です。

 

ポルトガル語

ブログを始めた人にお勧め。

登録しなければならなかった。

少し後悔。

何を私は非常に怠惰な人。

言語によって後に初心者のため怠惰なおしゃべり。

…はい、人は役に立たない人間の間です。

だから、肯定をすることではなく。

また、任意の有用な情報が伝達されません。

面白い何かを書き込むことはできません。

…そうです。知りたい場合なぜあなたはブログを開始しました。

…Wasteacha 音 (横)

ああ、私たちは書く井戸の方向を決定しました。

私はいつもスタート閉鎖のアイデアは幸運な日。

これは、すべて私が言う日だった。

えっと。。。しかし、自分自身をかもしれない。

 

場合は我々 を読む必要があります。

ありがとうございました。内部あなたのため準備ができています。

_____

フランス語と書き出しは似てますね。ただ、ネガティブな文章になっていますね。

…Wasteacha 音 (横)」が凄く良い。調べてみると「Was(であった)teacha(教える、先生)」なので「先生であった音(横)」かな?

後、「内部あなたのため準備ができています」も好きです。

 

タイ語

お勧めします初心者ブログ。

私は登録します。

少し悲しい

どのような私は怠け者

怠惰な初心者のグループによって話が続きます。

... はい、役に立たない人間のことであります。

正を行うことができますではなく。

または有用な情報を伝えます。

面白い何かを書き込むことができませんし、

... かとなぜなるあなたのブログ。

あなたはすべての後のそれと思うかもしれません、何私。オーディオ (側)

ああ、その方向を決定いたします。我々 が書く

開始、アイデアは幸運な日常にカーテンを閉めます。

それは私だけだと言う日です。

しかし、多分自体 HES. 見てみましょう。

 

場合は、読むべき

ありがとうございます非常に多くをしています。

_____

「私は登録します」、「少し悲しい」がシンプルですね。

それは私だけだと言う日です」も素敵ですね。

他の翻訳だと「閉鎖的」の表現が「日常にカーテンを閉めます」と詩的でグッと来ます。

 

以上です。

翻訳して私が感じたこと。

 

文章の表現で困ったら、再翻訳は良いかもしれない。

 

「こらえきれず、登録した」「少し悲しい」、「日常にカーテンを閉めます」、「おお、声を出して考えている」

ほら、これだけで何か凄く文学の雰囲気が…ある気がします。私は良いと感じてます。

 

表現に窮したら使ってみては如何でしょうか?

私はむたい氏を擁護する立場を取ります。

むたい氏の長靴事件を取っ掛かりに考えます。

 

朝寛いでいるとあるニュースが目に飛び込んできました。

自民党衆議院議員のむたい俊介氏の政務官辞任。

同郷の雄の失墜のニュースに驚天動地、私は愕然としました。

一体何があったのか?恐々とアナウンサーの言葉に耳を傾けます。

 

過去にむたい氏に投票した人間としては、気を引き締めなければなりません。

きっと、とんでもないスキャンダルをしたのだろう…

 

務台俊介内閣府政務官が台風10号の豪雨被害に遭った岩手県岩泉町を1日に訪れた際、長靴を履かず、職員に背負われて水たまりを渡っていたことが10日、分かった。視察で現地を訪れた今村雅弘復興相が同日、事実関係を認め、報道陣に「担当としておわび申し上げる。申し訳ありません」と述べた。務台氏は復興政務官も兼務している。 

 今村氏は「話を聞いて、何をやっているんだと指摘した。本人は大変恐縮して『何せ、ばたばたやっていたので、ついそこまで気が至らなかった』と言っていた」と語った。 

 務台氏は政府調査団の団長として1日、9人が死亡した高齢者グループホーム「楽ん楽ん」がある乙茂地区の被災状況を確認。避難指示を出さなかった町や、ホーム側の対応について「それぞれの責任があると思う。災害時は、空振りは許されるが見逃しは許されないという対応でやっていただきたかった」と指摘した。

出典:産経新聞

 

そうか、豪雨の被災地に出向くのに長靴を忘れたのか…

 

 

 

え、それだけ?

 

 

 

ニュースではむたい氏が長靴を忘れたことを猛省したと述べていたが、それに関連して失言があった、と言うものだった。

嗚呼!そうか、失言か。なるほど、何かとんでもないことを言ったのだろう。

 

政府は10日午前の閣議で、務台俊介内閣府政務官の辞任を正式に決めた。務台氏は岩手県の台風被害の被災地視察をめぐり「長靴業界はだいぶもうかった」と発言した責任を取って9日夜に松本純防災担当相に辞表を提出、受理されていた。事実上の更迭となる。 後任には長坂康正衆院議員(愛知9区)を起用し、安倍晋三首相は閣議後、官邸で辞令を交付した。

 務台氏は昨年9月の被災地視察で、長靴を持参せず職員に「おんぶ」されて水たまりを渡った対応で批判を浴びていたが、8日の自身のパーティーでは「おんぶ」対応で政府所有の長靴が整備されたと前置きし、問題の「もうかった」発言が飛び出した。

 長坂氏は辞令交付後、11日に東日本大震災6年を迎えることを念頭に「緊張感を持って就任をお受けした。地域の皆さまに寄り添った対応ができるよう全力で取り組んでいきたい」と記者団に語った。

 

出典:産経ニュース

 

 

ほう、「長靴業界がだいぶもうかった」か。なるほど、自虐的だね!

 

 

 

え、それだけ?(2回目)

 

 

 

ニュースを聞いて、開いた口が塞がりませんでした。

そんなことで辞任…?が正直な感想です。

 

私はうっかり長靴を忘れることもあると考えます。

また、現地で行って想定外の水たまりだってあるでしょう。

ニュースの動画を見てもおんぶしている人は笑ってますし、現場ではそんなおかしなことではなかったはずです。

 

「長靴業界がもうかった」発言をした場所がむたい氏の支援会での発言です。要は身内での会。

そこで前後の文脈的にジョークで言ったものです。実際、笑いが起きてます。

と言うか、そも「もうかった」が良くない?長靴業界は迷惑した??そうなの???

 

私はうっかり忘れることやちょっとしたジョークくらいの認識ですが、Facebookの他の人は「もっと早く辞めるべきだった!」「永久追放だ!」など語気を荒げてバッシングをしていました。

思わず、私は「私もうっかり忘れることもあるから。同情する」と書き込むと「立場が違います」と返信がありました。

 

立場…確かに政務官としての立場はあるでしょう。

「靴のまま入れば男が上がった」などの意見があり、おんぶがみっともないというのも分かります。

笑顔でおんぶした彼や支援会で笑った方に責任を追求するのもお門違いです。

不特定多数、それも日本国中の人間が政治家の一挙一動に注視しているから当然の意見と言えば当然なのです。

 

しかし、私は尚同情します。

あえて、言い切る。

 

私はむたい氏を擁護する立場を取ります。

 

まあ、投票した人間としては、今回の一件で省みて頂ければ…

私もよくよく省みて自分の人生を歩もうかと。

それにしても、責任ある立場と言うのは嫌だな…私が未熟で責任について履き違いているかもしれませんが。

うっかり長靴忘れて普通の靴で被災地に来るような履き違い。

 

兎にも角にも、頑張ってください。

『小雨』

詩を書きます。

 

『小雨』

 

小雨が降る。

 

雨粒が川に降り注ぐ。

降り注いだ雨粒が水泡になる。

水泡が苔の蒸した石に張り付く。

苔の蒸した石に張り付いた水泡が鱗になる。

薄い銀色の光を携えながら苔の蒸した石は一匹の魚になる。

 

一匹の魚は川を下る。

冷たい川の流れに任せて。

一匹の魚は海へ出る。

 

一匹の魚は遠くを目指した。

石であった頃、変わらない景色から。

石であった頃、空想した景色へ。

一匹の魚は遠く遠くを目指した。

 

嵐にあった。

鯨に会った。

虹を見た。

船を見た。

木が流れていた。

プラスチックが流れていた。

 

一匹の魚は遠くへ来た。

美しかった鱗は剥がれ落ち、水泡になった。

一匹の魚は苔の蒸した石になった。

深い深い海の底へゆっくりと落ちる。

 

やがて、底らしい場所に着いた。

苔の蒸した石は暗い海の底にいた。

苔の蒸した石はぶくぶくと泡立った。

泡立った苔の蒸した石は、天へと上った。

 

幾数年の月日が流れ。

苔の蒸した石は小雨となった。

苔の蒸した石のいた懐かしい川へ。

 

そうして、小雨がまた降る。