ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

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しとしとと小雨が朝から降っている。

山は霧がかかり、朧げでいつもより遠くに感じる。

「6月6日の雨ザーザー、降って来て…」、と口ずさみながら、カーブを曲がる。

 

梅雨の季節の休日は、皆屋内に籠もる、という人が多数だろう。

しかし、私は相変わらず、飛び出していく。

明日は20時に大阪で人と待ち合わせだ。

 

その前に、何処かへ行ってみたい。

8時に移動すると仮定しても、13時頃には大阪に着く、とスマートフォンのナビアプリが教えてくれた。

5時間…十分に遊べる時間だ。

 

移動の最中に睡眠を取る予定なので、着いてから即遊べる。

しかし、遊ぶにしても、何をしようか…

人と待ち合わせをしている以外、スケジュールは真っ白だ。

 

太陽の塔通天閣は、以前に行った。

道頓堀は、痛い目にあったから1人では行かない。

USJは、5時間だとちょっと勿体ない気がする。

 

大阪城が無難か?

それとも、大阪の温泉で一汗かいても良いかもしれない。

高速道路からよく見る観覧車に乗るのも手か…

 

明日になれば、自ずと決まるか。

決まらなくても、気の向くままに、で良いか。

兎角、深くは考えない。

 

長野は梅雨空だが、大阪も梅雨空だろうか?

大阪でも、ととんととんとアスファルトを雨粒が叩いているのだろうか?

大阪でも、ビニール傘をさして歩道をゆらゆらと歩いているのだろうか?

 

それとも、一時の晴れ空だろうか?

どどんどどんと熱しられたアスファルトの上をトラックが進むのだろうか?

眩しく日がさして歩道をゆらゆらと陽炎が踊っているだろうか?

 

晴れだろうか、雨だろうか、着いて空を見上げれば分かる。

よし、天気予報はあえて見ないで行こう。

明日の天気が楽しみにしつつ、投稿する。

352

スクランブル交差点を小学生5人が駆け足で渡っていく。

時間は朝7時30分、これから小学校に登校するのだろう。

渡り切った5人はそのまま駆け出して、いかなかった。

 

5人組は一斉に振り返って、じっと1人の男の子を見ていた。

明らかにその男の子を待っているような雰囲気だ。

集団登校だから、全員で行動と教えられているのかもしれない。

 

しかし、5人組にじっと見られているにも関わらず、マイペースにゆっくり歩いている。

歩行者用信号機が点滅し始めても、一向に歩く速度を変えずに、ゆっくりゆっくり渡っていた。

5人組は、呆れたのか、痺れを切らしたのか、そっぽを向いて地面を弄り始めた。

 

歩行者用信号機が赤に変わる頃、ようやく男の子は渡り切った。

5人組は地面を弄るのに夢中になっていた。

その様子を確認した男の子は、そのまま5人組を置いて、とっとと先へ進み始めた。

 

超マイペース…見ていてハラハラする。

待たせておいて先に行くのもどうか…いや、しかし、5人組と男の子の間に距離があるような…

置いてかれたことに気付いた5人組は、どう感じるだろうか?

 

ヴァアアアア___突然、辺り一面に不協和音が鳴り響く。

クラクションの音だ、上方へ目をやれば、しまった、青信号に変わっている。

慌ててアクセルを踏み込んで、交通の乱れを戻すことにしばらく努めた。

 

帰宅後、時計を見ると9時を過ぎていた。

すでに授業は行われていることだろう。

あの男の子は、あの5人組は、どうなったのだろうか?

 

朝の、スクランブル交差点で、私は、小学生の集団を、目撃した。

時間にして、5分、いや、もっと短い時間の出来事だった。

しかしあの光景は、良しとすべきか、悪しとすべきか、分からない。

 

ただ、仲良くあって欲しいと、彼らの今後を知る術を失った私は願う。

どうか、彼らが幸せで満たされますように…

私にできる、最初で最後の、彼らへの祈りを、10秒だけ。

 

さて、眠くなったので、さっさと寝ることにする。

皆様、おやすみなさい。

@《失笑ものがたり》夫婦喧嘩は犬も食わぬ、それだけだ。

天気予報のお姉さんが「青空が広がっていますね」と朗らかに笑っている。

その朗らかさを耳で聞きながら、畳の上に座っている。

身体は疲れから来る熱を発しているが、その重さは一抱えの花瓶に半分ほど水を入れたくらいで、然程気にならない。

 

これなら、ぬたぬたと書けるだろう。

そう考えて、パソコンを立ち上げる。

後は、指が踊るのを眺めながら、私の意識から言葉を浚っていくだけだ。

 

当ブログが読者登録者数100人となったのは、記憶に新しいことだろう。

ご存知ない方は、「へえ、100人いるんだー、すごーい」と聞き流して構わない。

何となく、切りが良いから殊更に書きたいだけなのだ。

 

そんなしょうもない見栄を張っている私だが、読者登録者数がある特定の数字になったら、その特定の数字で登録した人のブログを紹介しようと決めている。

これもご存知ない方は、「はぁ、そうなんですかー、すごーい」と聞き流して一向に構わない。

私が勝手に決めた事柄で、私が勝手に紹介しているだけのことだ。

 

その特定の数字は、私が勝手に決めている。

普通だったら、10人単位や50人単位で一区切りとするだろう。

しかし、当ブログでは、私が気になる数字にしている。

 

前々回は99人目で、ゾロ目であることと、100人目の手前で意味ありげだから、決めた。

前回は100人目で、丁度100人というのは都合が良かったから、決めた。

今回は101人目で、100人目の次が意味ありげであることと、私の脳裏に「101匹わんちゃん」が過ったから、決めた。

 

果てしなくしょうもない理由で決められた相手は、困惑の色をありありと浮かべるかもしれない。

困惑させてしまうことに心苦しさを感じるが、101匹のダルメシアンがわんわん吠えるから仕方ない。

彼のネズミも困惑している気がするが、それは知らぬ振りをする。

 

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351

夕暮れ空に淡く儚い雲が西にあった。

その空に一筋、飛行機雲が進んで行く。

明瞭な白い尾びれを力強く残しながら。

夕暮れ空にその尾びれは実に対照に映えて、美しかった。

 

夕礼の前に、昨日休みだった人が集められた。

私も休みだったので、その集まりにひょこり顔を出す。

伝えられたのは、人の悪意だった。

 

詳しくは書けないが、悪質な嫌がらせがあった。

そして、その悪質な嫌がらせをした人は誰だか分からない。

やり方が卑怯だ、と話しをしていた社員は苦虫を噛んだ、嫌そうな顔をした。

 

仕事をしながら、行くときに見た夕暮れ空と飛行機雲を思い出す。

思い出の中のあの空は一層、美しい景色のように感じる。

どちらも現実にあったことなのに、私自身も酷く汚されたような錯覚を垣間見る。

 

美しさとは、残酷だ。

他の雑多な物事を一切振り払い、ただそう在る。

私が美しい物を作れないのは、私が雑多な人間だからだろう、とまた1つ気付く。

 

何故、卑怯な方法を選んだのだろうか?

正面から糾弾する勇気がなかったのだろう。

やったことは許されないが、弱さまで否定したくない私は、何処の誰かも分からない人をそっと許す。

 

私は雑多な人間で良い。

ただ、時折、美しい物事を美しいと言う厚かましさを許してほしい。

美しい物事を私だけに留めないようにするから、それで勘弁してほしい。

 

ウインナーを頬張りながら、そんなことを考える。

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夜勤から帰ってから、怒濤の休日を過ごした。

朝9時に筑北村にある四阿屋山へと向かった。

山道を通ったり、獣除けのシャッターを手動で開け閉めしたり、道に迷いながら登山口に11時過ぎに辿り着く。


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こけしの写真を撮りながら、1,387mの頂上へと登った。

山道は中々の傾斜で、普段、運動していない私には堪える。

加えて、大人一人分が通れるくらいの細い道は、むき出しの土と積もった葉が足の踏ん張りを利き難くし、余計に体力を奪っていった。

へとへとに成りながら、12時頃、山頂に着く。

 

山頂では、杣Booksさん主催の「山頂で意地でも文化祭」が行われていた。

そこで山形名物の芋煮を食べ、古本を1冊買って、一休みしながらエンジョイした。

13時頃に下山して、松本市へ行く。

 

14時30分頃になぎさライフサイトで湯浴みをしてから、移動する。

16時頃、カフェ想雲堂に着き、待ち合わせていた人とお茶をする。

何となく、漫画を貸す。

相手が聞き上手だったために、私ばかりが喋ってしまったことを今、猛省中だ。

 

17時過ぎに別れた後は、本屋に寄って、漫画を買い、帰宅する。

20時過ぎに帰宅後に買った漫画を読んで、気付いたら22時になっていた。

突っ込んでくる子どもから逃げる鳩の群れのように、慌てて今日の事をずらずらっと書く。

 

因みに、一睡もしていない。

行動で言えば、夜勤明け、登山して、お茶して、漫画を購読する。

場所の移動で言えば、大町市から筑北村松本市安曇野市と50kmは走ったか?

 

夜勤から帰ってから、怒濤の休日を過ごした。

つまり、今、眠気と筋肉痛と倦怠感でヤバい。

無茶し過ぎたか…いや、楽しかったから、良いや。

 

何はともあれ、これで良し。