今週のお題「カバンの中身」
普段使っている、カバンの中身…?
はて、そんなのに興味があるだろうか?
など、私は他人のカバンの中身に興味津々だったりする。
カバンの中身が大体の人柄を表す、などと何処かで聞いた風な口で言う。
この言は、しかし、遠からずだと私は感じる。
何せ、普段、どんな物を持ち、どういう風に出しているかで人となりが何となく分かるからだ。
それと、今回はカバンの中身の整理も兼ねている。
無精者の私のカバンは、きっとカバンの中身も荒れ放題になっていることだろう。
開けるのが怖い反面、中身を開け放つことに、結構ウキウキしている自分がいるのも確かだ。
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目次
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1.普段使っているカバン。
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これが、普段使いをしている、私のカバンだ。
買ったのは、神奈川県横浜市の赤レンガ倉庫のとあるカバン専門店だ。
このシマシマに惹かれてから、早4年、そこそこ長い付き合いになっている。
最近、登山用に新しいカバンを買ったが、そちらは登山デビューするまで自宅待機だ。
今使っているのは、チャックの噛み合いが悪い所があるくらいで、現役で使用可能だ。
後、6年は最前線で踏ん張って欲しいと、素っ気なく願う。
2.カバンの中身。
取り敢えず、広げるだけ広げてみた。
左に移っている段ボール箱の物と、右に映っているCDラックは、元よりこの部屋にあった物だ。
勿論、右下にある布団もこの部屋に敷いてある物だ。
残り、映っているのが、カバンに入っていた物だ。
やはり、かなりごちゃごちゃしていた。
こういう何でも突っ込んで持ち歩く癖が、私にはある。
有り体に言えば、ちょっと捨てても良い物もある。
如何に私が無精者なのか、お分かり頂けただろう(ドヤ顔)。
どういった物なのかは、この後、記述する。
3.カバンの中身、その1。
この写真に写っている上半分の紙類は、イベントや旅行で行った時に貰った物や手に取った広告が主だ。
その他にも思い付きを書いたメモやら、何の紙か分からない物まである。
この大半は、無慈悲なゴミ行きが決まっている。
ペンギンキャラの描かれたクリアファイルには、裏側が白い、つまり、何か書くのに適した紙がまとめられている。
最近はそれほど使っていないが、何かを思い付いて紙にまとめたい時に活用されている。
因みに、このクリアファイルはヲタクの祭典、コミックマーケットで購入した物だ。
4.カバンの中身、その2。
青いノートは、年金手帳だ。
何で、持ち歩いているかって?
逆に、何処に置いておけば良いのか、私には分からない。
取り敢えず、持っていれば安心するから、年金手帳を持ち歩いている。
その1でも映っていたが、印鑑と朱肉も常時持ち歩いている。
意外と印鑑で押す場面があるから、持ち歩いていた方が安心なのだ、私の場合は。
赤いノートは、パスポートだ。
2013年の1月から3月までのブラジルに行った際に取得したものだ。
10年有効期限で取得したから、2022年までは何処か海外に行く時にはふらりと行ける。
折角、10年の有効期限があるから、この期間中にもう1回は海外に行きたい。
勿論、観光目的でだが。
自分探しは自分の部屋の中でもできることが、ブラジルに行って分かったからだ。
銀色のは、モバイルバッテリーだ。
…覚えている方もいるかもしれないが、ちょっとした曰く付きのモバイルバッテリーだ。
その曰く元とは、遺恨なく、和解している。
「遺恨なく、和解」の文字が既に不穏だが、現在は丁度良い感じになっているので、不穏さを無視する。
もし、覚えている方は、ご心配をお掛けしたことをここに深くお詫び申し上げる。
すったもんだの末に、このモバイルバッテリーは、今では普通に使っている。
黄色と灰色の丸が描かれたノートは、計画ノートだ。
何の計画かは…あえて、書かない。
何故なら、今は暗礁に乗り上げて頓挫しているので、無計画ノートになっている。
このブログの記事にもしかしたら書いたかもしれないが、私は探さない。
暇な人は、探してもらっても構わない、居ないだろうが。
この計画ノートの所在は、何時かは暗礁から下ろして再び船出に乗り出した時に必要なので、このままカバンに入れておく。
5.カバンの中身、その3。
プーマの筆箱は、中学の頃から使っている。
筆記用具を入れるのに、丁度良いのだ。
チャックの持ち手の金属が半分に折れているが、何も問題ない。
真ん中辺りにある、クリームが基調で薄緑色の模様がある筒は、特殊な万華鏡だ。
この万華鏡は、風景を万華鏡にして見ることができる物なのだ。
確か、名古屋で見付けた一品で、旅で何となくこれで覗くと、別世界になって倍楽しくなる。
左手にある文庫本は、「資本論」だ。
…何て言うか。全く、開いていない。
今、別の本に夢中になっていて、存在さえ忘れかけていた。
何時かは読む、今は読まない。
何時かは「何時」かと言えば、今ではない、としか言えない。
…何時か、何時かは、読む、読むったら読む…っ!
置き方が悪かったが、右中央にちょびっとだけ映っている黒と青緑は眼鏡ケースだ。
眼鏡は自動車の運転に必要だからしているが、運転後は、車内に眼鏡を置いておく。
故に眼鏡ケースは普段は空のまま所持している。
眼鏡ケースが活躍するのは映画館に行く時で、自動車から下りて、眼鏡を外し、眼鏡ケースに入れて、映画館へ入り、上映前にもう一度掛ける。
上映後は眼鏡を外し、眼鏡ケースに入れ、自動車に戻り、眼鏡を掛け直す。
できるだけ、裸眼で過ごしたい私は、眼鏡ケースの使い方は合間合間に使うようになる。
ティッシュペーパーと単三電池はもしもの時に一応持っている。
もしもの時とは、もしもの時だ。
今の所、そうした、もしもの時に遭遇していない。
白い袋と赤い文字の物の中身は、お守りである。
旧友にして悪友が子どもを授かったので、そのお祝いを込めて買った。
会った時にさっと渡したい。
何故か、スケッチブックが2冊ある。
いや、絵を描こうと考えていた時期の名残が未だ残っていた?
昔は下手の横好きで、変な絵を描いたり描かなかったりしていた。
今は…折角出て来たから、描こうか。
因みに、上のスケッチブックは金沢21世紀美術館で買った物だ。
ああ、そうだな、ちょっとは描こうか。
それで、どの写真にもこけし等の人形が5人あるが、これも持ち歩いている。
むしろ、この人形たちが持ち歩いている物の中で一番カバンの出入れが多い物だ。
それは、旅行に行った際の、写真撮影のためだ。
このカバンは、愛すべき人形たちの揺り籠と言っても差し支えないレベルだ。
なら、人形だけ入れれば良いじゃないか?
…何時、必要なタイミングがあるか分からないから、一応、持ち歩いていたいのだ。
6.最後に。
如何だっただろうか?
無精者のカバンの中身は、興味深かっただろうか?
それとも、ただただ、汚い、と感じただけだろうか?
今回のことで、色々と思い巡った。
何となく、良かった、と今回の記事を書いて、感じた。
良い思い出も、悪い思い出も。
色んな物が溢れた、私のカバンは、良いカバンだ。