溢れんばかりの睡魔に翻弄されている。
ごぼごぼと足下から湧き出て、この部屋を隅から隅まで満たしていく。
さっさと負けてしまいたいが、少しばかりなだめて起きている。
石油ストーブが私が設定した温度になったために熱を出すペースを落とす。
しばらくしたら部屋の温度が下がって、また熱を出すペースを上げるだろう。
乾いた喉にペットボトルのお茶が染み入る。
ちゃんちゃらおかしい10月30日、つまりハロウィンの前日だ。
ふと、今週のお題がハロウィンについてであることに目に付く。
明日にでもずらずらと持論でも書こう、明日にでも。
少しばかりの刺激を頼りに起きている。
しかし、そろそろ眠ろうか。
次に起きるのは四半世紀先くらい、寝たい。