タピオカのタピとは何か?
素朴な疑問を投げ掛けられた。
私はその答えを知っている。
まず、タピオカが何でできているかに着目してみよう。
タピオカの原料はイモのデンプンだ。
イモのデンプンを水で溶いて、丸めて、茹でた物がタピオカだ。
イモは南米の主食として重宝されている。
南米の主食として、主に上げられるのがキャッサバだろうか?
生きる上でイモは必要不可欠な食べ物なのだ。
その必要不可欠な大地の恵みが、タピオカの芯にある。
乾期がある地域では、水は貴重だ。
生き物は、水がなければ渇いてしまう。
水は、命の源である。
タピオカの芯を包み込み、一つにする、それが水だ。
大地の恵みであるイモと命の源である水を混ぜ合わせて、一つの球体にする。
球体とは、完全を意味する。
即ち、神を意味している。
そう、タピオカとは神そのものなのだ。
最初の質問へ戻ろう。
タピオカの「タピ」とは何か?
タピオカは「タピ・オカ」、即ち、神の名である。
2柱の神、「タピ神」と「オカ神」だ。
タピオカはイモと水を混ぜ合わせている。
ここから分かる通り、「タピ神」はイモの神、「オカ神」は水の神だ。
イモの神と水の神が一つになり、世界となる。
つまり、タピオカのタピとは、イモの神さまの名前のことを指している。
因みにすべて真っ赤なウソである。
鵜呑みにしないように。