前回、勢いで未来干渉記事をざくざく書いた。
さっき数えたら、7記事の予約投稿があった。
つまり、1週間分の未来への記事をすでにある訳だ。
現在2月12日金曜日、朝の5時である。
まだ12日の12時の投稿はされていない。
しかし、この記事が投稿されるのは、2月9日金曜日の12時だ。
まだ投稿されていないのに、もう投稿されているのだ。
ちょっとしたパラドックスではないだろうか?
私が言及しなければ、ただ予約された時間に記事が投稿されるだけであった。
現在、この記事で書いた今は、予約投稿をした時点で未来となる。
同時に今まで書き溜めた未来は過去へとなった。
どういう視点で書けば良いのか、混乱してしまう。
少ししたら、出かける。
予定ではカフェに行って、銭湯に行って、夜にテレ稽古をする。
大体、真夜中に終えて、後はぐっすり寝る。
私は未来の話しを書いている。
しかし、これが投稿された時には過去だ。
予測で書いているから確定していないはずの出来事が、確定されたことで固定されてしまう。
文章は幾らでも嘘が書ける、ということだろう。
言葉は幾らでも取り繕ってしまえる、ということだろう。
嘘を吐くつもりがなくても、これからの予定が変われば、嘘になってしまうのだ。
今、この瞬間に書き上げる未来は、投稿したら過去になる。
確からしいことを書こうと考えるならば、未来への布石は書けなくなるかもしれない。
もう起きてしまった出来事を書き記すのみが確からしい言葉になってしまうのかもしれない。
小難しく考えたが、大したことでもない。
ただ、私の言葉が私が考えるより翻り易いのだな、という確認である。
19日にこれを読む人はどう考えるだろうか?
2月12日金曜日5時26分、投稿する。