草間彌生が描いたようなカボチャがある玄関だ。
カボチャに磨りガラスから射し込む光が表面のボコボコした立体感を与えている。
いつの間にか幅50cmほどの水槽に移された金魚だ。
サンルームに普遍的なブルーシートの上に置かれ、冬の寒さから逃れている。
演劇で舞台を真っ暗にするためにルーズノートの紙と布ガムテープで貼り付けたノートパソコンだ。
舞台は終わったが、この雑な感じが私らしく見え、意図してこのままにしている。
気を緩めて寝ている愛犬だ。
出入り口なのに堂々と寝転んで小生意気にも思えるが、可愛いから許している。
撮ったは良いが特に誰に見せる訳でもない写真があった。
載せるだけ載せる、意味も意義もない写真を。