お題「#この1年の変化 」
特にない。
いや、変化はしているだろうが、変化らしい変化はない。
微々たる変化はあるが、その変化は変化と言えるのか?
結論ありきで書き始めても仕方ないので、私の考える「微々たる変化」でも書き記しておこう。
森羅万象、「変化」しない事象など存在しない。
私の観測できた事象も「変化」には違いない、と強弁強行していく。
まず、1年で遠出に行く機会がめっきり減った。
去年は和歌山県に行ったきりで、それ以外は空気を読んで控えた。
お陰で貯金に回すお金が増えて、貯金額が過去最高増である。
遠出していないので、こけしたちの写真が撮れていない。
今年は写真を撮れるように工夫したい。
スマートフォンの容量が変わっていないのが、1年前と変わった。
所属している劇団ぱすてるのメンバーと稽古をしなくなった。
ほぼ1年、電話でのやり取りが主だっていて、雑談の割合が非常に多かった。
お陰で各劇団員への理解が1ミリほど深まって、私の人間関係の理解も1ピコほどできたかもしれない。
自動車を新しくして1年か、今は良い感じにくたびれてきた。
私は私仕様の感じになればそれで満足するのだな、と感じた。
これからもっとボロくなれば良い。
1年の変化、というと分からないが、私の印象も変わっているらしい。
私が演劇を始めたのが2年前だが、その頃にくらべて丸くなったらしい。
しかし、私はそこら辺が全く感知できていないので、実感が皆無だ。
脚本は1年前にくらべて良くなったかもしれない。
初めて書いたときは書き方から全く分かっていなかったし、ちょっとごちゃごちゃしていた。
今もごちゃごちゃしているし、書き方が全く分かっていないが、良い感じになっている気がする。
「ごちゃごちゃしている」ことが分かっただけでも変化しているのかもしれない。
面白い脚本が書けるようになった、と人様に喧伝できるような成長は全くできていない。
面白い脚本を書く指針は今も胸に宿して書き綴る。
あとは、特にめぼしい変化はない。
漫画は相変わらず買っているし、仕事も同じ作業だ。
日常の微々たる変化に一喜一憂しているのも変わっていない。
結論ありきではないが、やはり同じ結論になってしまう。
特にない、1年を通して変化らしい変化はない。
それとも上記のことは「変化」として評価されるのだろうか?
今年のことで言えば、演劇関係で動きがある。
日常の延長線上なので、変化と言えるかは分からないが、動くがあることは良いことだ。
来年の今頃、何か大きな変化をしているだろうか?
するすると生きて今に至る。
ずるずると生きて今の私だ。
ぬるぬると微々たる変化を楽しみながら大して変わらずに明日を夢見る。
何はともあれ、今日も平穏である。