ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

(端的にいえば、閲覧注意です)

前記事でちょっと父とのことで愚痴を書いちゃったけど。

予想に反して、「詳細が聞きたい」のコメントを頂き。

まあ、むしろ願ったり叶ったりだったりするから私は良いのですけど…

 

 

 

面倒だよ?すごくすごく、面倒だよ?

 

 

いや、こう、まず遠因というか、地雷の説明からしないと…

それは、ある意味、私の核心な部分で。

つまり、書く方も読む方も疲れるってことですけど。

あと、やっぱ愚痴愚痴文句を垂れ流すので、そこら辺も把握して頂けるとって感じです。

 

端的にいえば、閲覧注意です。

読まれる方は、自己責任で。

読まれない方は、何か済みませんね?

 

アンダーバーより下から本文です。

 

 

 

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2010年2月21日、父方の祖母が亡くなりました。

数え年で83歳でした。

 

プライドが高く、心配性で、ゴツい顔で、優しい声で。

食が細いくせに肉を好んで。

私にはしっかりしないと枕元に立つぞ、なんて言い。

 

そんな祖母が居なくなりました。

 

今の医療だったら未だ長生きできたかもしれません。

でも、大団円と言って良い歳でもあります。

順番を守れば、祖母が先に死ぬのは当たり前です。

お天道様じゃなくたって誰でも解ることです。

 

それでも、私は悲しい。

いや、そんな言葉じゃとても表現できていない。

もっと相応しい名前があるはずだけど、自分の語彙の無さに呆れ果てます。

そんな陳腐な言葉でしか言えない、愚かな私に怒りを覚えます。

でも、そう言うしかできない。私は悲しい、そう言うしかできない。

祖母が居なくなって、私は悲しい。

 

どうして、居なくなってしまったのか?

順番なんか知るか、今すぐ私の所へ祖母を連れて来て欲しい。

あまり思い詰めると浮かばれない?そんな模範解答を求めていない。

私は未だに無能の未熟者なのに、どうして夢枕に立ってくれない。

 

誰が祖母を覚えていてくれる?誰が祖母を忘れずにいてくれる?

私が忘れたら、誰が祖母を居たことを話してくれる?

 

だから、私は悲しい。

悔しい、私は悲しいとしか言えなくてムカつく、どうかしている、馬鹿の極みだ。

自分が馬鹿なのが恨めしい。

だけど、そう言う言葉でしか他にない。私は悲しい。ずっと悲しい。

 

2016年の現在もずっと悲しい。

いつもは藁頭だから都合良く仕事に追われて、休日をエンジョイして。

でも、時折思い出す。私は悲しいことに気付く。

祖母の声が正確に思い出せていない。祖母の顔が葬式用に加工して作った死ぬ前の偽物の祖母の写真になってきた。

アレは偽物だ。まだ元気だった祖母の笑顔がまだ見せていたときの写真に見栄えを良くするために加工した偽物だ。

祖母はプライドの高さと心配性で晩年は家に籠もりっきりで。

家族と食事も別に摂るようになって。

不安でうわ言を言うようになって。笑わない訳じゃないけど。アレは偽物だ。

なのに、思い出すのがその偽物か。欠陥を通り越して、最早スクラップ同然の脳みそに目眩する。

 

ふとした時に思い出す。思い出そうとする。

胸に穴が空いたような、ずしんとした気持ちに流されそうになる。

でも、それだけではいけない。

祖母と居て楽しかった、頭に来た、楽だった、利用した、優しかった、煩わしかった。

全部、覚えていたい。なのに、手元から滑り落ちていくのか?

そんなことを許す訳にはいかない。私は祖母が大好きなのだから。

 

私は悲しい。これからもずっと。私は悲しい。

 

そうした私の気持ちをこれと言って父に伝えていません。

何故なら、生前の父と祖母は会えば喧嘩になり、家の中に居ても顔を背けるばかり。

まともに顔を合わせていませんでした。

 

それでも、父にとっては母親です。

私には解らないことがあるでしょう。

でも、葬式のことを思い出すと、解せない。

 

声を震わせて、泣く訳です。

何故、泣くのか?泣くなら、何故優しくできなかったのか?

晩年にあんなに冷たくして、今更何で泣くのか?

意味が解らない、理解ができない。

 

葬式ではお世話になった祖母の弟の叔父が色々と世話を焼いてくれました。

なのに、葬式が終わって、1周忌に文句を言う訳です。

アレをやれコレをやれ、と言われるのが嫌だった?叔父が色々と教えてくれているのではないのか?

叔父が祖母の延命処置を止める承諾を取り、機械を止めたとき「姉さん!」と言って泣き崩れました。

普段はカラッとした明朗な人だから、それが印象的でした。

その叔父が悲しんでいないとでも考えているのか?

 

姉は石川県で靴の販売をしていまして。

通夜と葬式に出た後にとんぼ返りした訳ですけど。

後々になって、どうやらそのことで父と姉が喧嘩になったとのこと。

でも、姉にも仕事があって、迷惑をかけられないのに。

「ばあちゃんの葬式だぞ」と言って、怒鳴った、と。

姉が悲しんでいないと?姉と祖母の写真を見ると微笑ましくて素敵なのに。

私よりずっとしっかりした立派な姉が、泣いているのに?

姉が泣いていたことより「父親を睨んできた」ことが覚えていること??

 

父への悪感情は蓄積されては塵となって消え去り。

馬耳東風の私は父が部分部分を切り取ると正論だけど、話の最初から最期まで聞くと整合性のなさに何が言いたいのかさっぱり解らないことは承知していたので。

私に対して色々と言う分には、その通りなので、その通りだと思いながら。

カチンと来ても、流す術が私の中であったので、どうにかなりました。

 

それが、2016年12月1日のこと。

発端は、気の早い父が妹の結婚式での礼服を用意しろというもの。 
私は、それに対しては別に急ぐことじゃないし、と返して。 
それが気に入らなかった、というのは良いのですけど。 
その時に祖母の葬式で私がスーツで出席したことを出し。 

「お前のばあちゃんの葬式で、どうしてお前はスーツで出たんだ?」 
「そんな格好をされて親戚中に笑われた」 
「世間体が悪い、あの時は許したけど」 

いや、控えめで言って…ぶっ○ろすよ? 
油断していたっていうのはあったのです。いつもだったら聞き流せましたし。 
言っていること自体は間違っていない訳です。冠婚葬祭でしっかりとするのは普通でしょう。 
ただ、それを父の口から、と言うのが許せなかった。 

祖母が亡くなって悲しくて、悲しくて、今でも会いたくて。 
祖母の葬式で私なりに精一杯、後悔のないよう努めて。 
心から、祖母を忘れないよう必死に考えて。 

父の父、祖父が早くに亡くなって、母と子で生きてきた時間があったとしても。 
私の知る限りで父が祖母と一緒に過ごしたことはなく。 
葬式に駆けつけた姉を事情を考えずに叱りつけ。 
葬式での親戚の態度ばかりあげつらって。 

こうして時間が経って、言う言葉が世間体が悪いだと? 
ふざけるな、何で祖母が居なくなって、そんな形式のことで否定されなければならないのか。 
私が今も悲しいと、どうして思わない?どうしてそこまで無神経なことが言える? 

フォローで入った母の言葉への反応が更に私を逆撫でました。 

母は父に葬式用の靴は今のだと履けないかもしれないからどうするか聞いたら、後で良いと答え。

当日やはり履けなかったことから、祖母が具合が悪いときから、もしものときの用意をすれば良かった、と言われて。 


「そんなの解る訳ないだろ」 

そりゃそうだよな?全然、寄り付かなかったものな? 
解る訳ない、自分の母親がどうなっているのか、全く興味がなかったものな?? 

母が私の葬式のネクタイや靴下を買いに行ったことを伝えたら。 

「ふーん」 

おい、お前、何だそれ? 
それは大事なことじゃないのか?お前が言い出したことだぞ? 
私の格好が良くない、祖母の葬式に相応しくない、そういうことじゃないのかよ。 
祖母が大事だから、私の格好を今更に言ったのじゃないのかよ? 

決定的なのは、父が葬式での格好を母が言及したとき。 
私は格好など別に覚えていなかったのですけど、母は覚えてました。 
父は、茶色のズボンを履いていたそうです。 

我慢ができなくなってました。 
気付いたら父に怒鳴りつけてました。 
心底、本当に心底嫌になりました。 

向こうは私が怒鳴られたことで「出てけ!」と言いながら部屋に戻り。 
ちょっと起伏が大きくなっている感情をどうにか抑えながら、母に謝罪し。 
で、戻ってきた父。 

「ごめんな」投げやりな感じで 
「俺の子は怖いな」 

そういうことじゃないだろ?そういうことじゃないだろ! 
もう一度声が荒げてしまって堪らず母が「お前もいい加減にしろ!」 

…そのまま一度離れて。一晩が経ちました。はい、昨日の夜の出来事です… 
あああ、こんな息子でごめんよ、母さん… 
しかし、どうしても、どうしても駄目だったよ…

 

というのが詳細です。

 

私にとって、譲れない一線を越えてくるのが父親とか…

怖気が走ることに私と父は大変似てます、性格的に。

誰かに大変不快な気持ちをさせているのかもしれない…と気落ちします。

 

補足、というかカテゴリーは「パンドラの箱を開けてみた」にしました。

理由は、私の捨て置けない問題が「変わることと変わらないこと」

私にとって祖母は変わってしまったことと変えたくないことの一端を示しています。

私にとって祖母は、私の良心です。

祖母を、忘れない。忘れたくない。

もう一度、どうしても。

 

私は悲しい。

 

以上です。