6月25日、小雨が止んだ13時頃、「Guest Hause 燈」さんにてコーヒー豆の焙煎体験をしてきました。
コーヒー豆を煎ったことがなかったので、とても興味がありました。
この日が丁度休日になることが分かっていたので、予約して、伺いました。
場所は穂高駅から徒歩6分くらい。
具体すると、穂高駅からレンガの歩道を歩いて、中学校と碌山美術館が見えたら、右手を曲がってちょい進むと、郵便局が見えます。
お隣の西友の駐車場付近でキョロキョロすれば、このような看板を掲げているのを見つけられるハズです。
建物が民家なので当惑するかもしれませんが、看板の通り、ゲストハウスとして運営しています。
10分前に来たけど、どうやら一番乗りだったようで。
ゲストハウスのスタッフさんが案内してくださいました。
室内はスタンドガラスの照明に雑多でありながら見せることを意識した棚など、センスある印象。
室内の撮影?ふっ…全く撮っていないよ!(力強く)
軽く室内を見ていると、親子連れが…そう、小学6年生の男の子が母親と一緒にコーヒー豆を焙煎に来たのです!
この小六男子は中々の強者で、初対面の30歳オッサンである私に躊躇なく話しかけてきました。コミュニケーション高過ぎてビビります。
広島の宮島に行って来たことがあるとか、アクティブで少年でした。
その後(実際にはその前に来ていたけど、席に着いたのは後という意味…意味不明ですね)に眼鏡の男性が来まして。
どうやら、「Guest Hause 燈」さん発足以前から関わっている息の長い常連さん…なのか?まあ、常連さんとしておきましょう←
それで、イケメンな男性と、笑顔が素敵な女性と、東京から長野に遊びに来てたまたま席が空いていたから来た女性の3人組が到着しました。
名前は…面倒なので、イケメンさん、笑顔さん、東京さん、眼鏡さん、少年と少年の母、それからスタッフさんとでも呼称しましょうか?
写真?人物写真とか一番面倒じゃないですか?と言う訳で、ありません!(力強く)
そうそう、忘れちゃいけないのが、今回の講師「やきまめ葵」加藤愛子先生です。
こちらは、宣伝も兼ねて、実名で…(本人の許可は取っていないけど…)
悲しいことに、風邪の影響で喉を痛めてしまったようで、風邪自体は治っているのに、大変申し訳無さそうにしていました。
登場人物はこれで全部かな?
さて、講義が始まりました。
今回、使ったのが、ブラジル豆のハニーショコラという品種。
その品種をナチュラルという、自然乾燥、脱穀させて収穫した豆を使用しました。
何か、お国柄に寄っては水で落とす?らしいのですけど、詳しいことは良く分かりません←
ナチュラルは水で強引に落とさないので、皮が付いていているのが特徴らしいです。
まあ、ニワカですから、サードウェーブとかさらっと聞いてます。
それで、虫食いや欠けている豆など、良い豆と悪い豆を選別する作業をしました。
紙皿に少し容れて、平らにして、指でスッーと線を引いて、豆の列を作ります。
その列を見ていって、悪い豆を見つけて除けてを2回ほど繰り返すのですけど…私は、一つ一つ持ち上げて見たくなる衝動に駆られましたね。
だって、入ったら嫌じゃない?時間がかかり過ぎるからやりませんでしたけど。
ただ、空気緩衝材のプチプチを延々とやるような地味な楽しさがありました。
細かい作業が好きな人はオススメです。
その後、選別した豆を焙煎します。
この時、2〜3人で組みを作るよう言われたのです。
理由は、煎っている時に焦げ付かないよう万遍なく煎るのに火の上でシャカシャカと振らなければならないのですが、これがしんどい。
楽しく学ぼうを今回は主点にしているので、疲れたら交代!と言うことで、組体制に。
それで、私は眼鏡さんと組んで、コンロの上でひたすら振りましたね。
火の先端から5cmほど上でひたすら振ります。夏場なので、すぐ暑くなります。
今回は音をメインに焙煎の具合を判断するということで。
どうやら、コーヒー豆を煎ると、「一ハゼ」というバチバチと音が鳴ってから、しばらくして、「二ハゼ」というピチピチと鳴るみたいです。
この二ハゼの真ん中辺りまで煎ろう!ということで各組み煎り始めます。
シャカシャカ振っていると、イケメンさんグループは5分もしない内に一ハゼがあり、バチバチと音が鳴りました。
それから少年と少年の母が続いて、鳴り始めたのですが、私の組みは一ハゼさえありません。
これは…遠すぎるのかな?と考えていたら、どうやら逆で、ちょっと鳴るのが早いと言っていたので、安心して振ることに。
煎っていると、チャフ?と呼ばれる物が落ちていきます。コンロの上に落ちると火の粉になって消えて行きます。
コーヒー豆を煎ると、甘い香りがするんですね。コーヒー独特の甘さ…チョコレートを薄くしたような…?いや、あれはコーヒー豆の匂いとしか表現できないな。
先生曰く、本当は交代している時にコーヒーが火から離れたり、煎る時間が長くなって焦げるから、一人でずっとやった方が良いらしい。
ただ、そうすると、腱鞘炎になるので、今は10万円の焙煎機を使っているそうで。
腱鞘炎になるか、10万円を支払うか。コーヒーを煎るのも悩ましいものです。
交代しながら、コーヒー豆を煎っていると、笑顔さんが突然、「〇〇高校だよね?」と話しかけてきました。
確かに私は、その高校出身なので、「はい」と答えると笑顔さん「やっぱり!」と嬉しそう。
話を聞いて、ビックリ。笑顔さんは、同高校の同級生でした。クラスは別なので私は全く認識してませんでしたけど、向こうはすぐ気付いたようで。
…女性のこうした記憶力は一体何なんでしょう…?正直、未だに誰なのかピンと来ていないです…
そんなこんなで、20分…いや、本当に大変。
先生が確認して、すぐ冷やすために屋外へ。
まだチャフが付いているから、扇ぐとチャフが舞って大変らしい。
先生は、ドライヤーのクールで冷やすらしいけど、今回は紙皿です。
最後の力を振り絞って、振り切ります。
…いや、交代したので余力はありますけどね?
出来上がったのが、こちらの写真。
おおお!凄い、コーヒーです。よく見る奴です。
試しに一粒、食べてみました。
最初、フワッと香ばしさとコーヒーのあの甘さがあるのですが、次第に苦みが口に広がります。
最後に豆のまま持って行くか、挽くかを聞かれて、ミルサーのない私は挽くことをお願いしました。
全体を通して、楽しかったです。
集まったメンバーは、中々に濃いメンツでした。
出来上がってテンションが上がったのか少年が「うちの豆♪」を軽快に何度も口ずさんでいました。
何度も少年が言うので、私も「おれの豆♪」と対抗しました。
白熱した「うちの豆!」と「おれの豆!」の応酬でしたが、最後は「うちの豆ー!」、「おれの豆〜!(泣)」と和解することができました。
関係ないか…いや、割とコーヒーに関係ないことしか書いてない…?
………楽しかったなーーー!!!(力強く)
コーヒー豆を焙煎する休日も楽しいものです。
因みに下記リンクはコーヒーに関したブログです。
「コーヒーへの愛」がひしひしと感じられるブログです。
関東地方のカフェの内装から、購入したコーヒーの味までしっかり書いてます。
コーヒーについて詳しく書いているので、コーヒー好きの方はご来訪を。
「コーヒーとはちみつを組み合わせて楽しんでいる数は日本一」とプロフィールで豪語しています。
コーヒーカテゴリーには、ペットボトルコーヒーにポテトチップスというジャンクな組み合わせの記事があって、チャレンジャーだなが所感。
ハチミツについても色々と書いていて、お腹が鳴ること請け合いです。
「いつの時代もコーヒーはそこにあって、その液体が着飾るドレスがあった」と筆者が語るように、コーヒーを容れるカップについて書いています。
歴史を紐解きながら数あるコレクションの写真を眺めていると、美術館で解説員の話を聞きながら絵を楽しむような感覚になります。
優雅なブログだな、と私は感じました。
以上、コーヒーに興味がある方はリンク先も行って見てください。