朝はゆっくり起きて、今日はのんびり過ごそう、とぼんやりと考えていた。
ふと、コーヒーミーティングを開いた。
10日の13時にミーティングを設定したのだが、9日までに何の音沙汰もなかったので、設定を解除しようとしたのだ。
しかし開いてみると、「会いませんか?」の申請があるではないか。
急いで連絡を取って、即約束を取り付けた。
時間を確認、ギリギリ間に合う。
そこから怒濤の勢いで準備して、長野県安曇野市から東京都新宿区まで特別急行列車に乗った。
12時45分頃、京王百貨店10階のカフェ「ストーリーストーリー」の前にどうにか辿り着いた。
エスカレーター近くの柱で身を縮めて待っていると、相手の女性が現れた。
カフェでコーヒーを頼むために列に並んでいる最中に「今日は神奈川県から来たのですか?」と何気なく聞かれる。
コーヒーミーティングは最近まで放置していたため、当時の私の情報である「神奈川県在住」もそのままであった。
だから、私が神奈川県から来たのだと、もっと言えば、横浜市くらいの近さだと考えていたようだ。
私が「長野県から来ました」と言ったら、大層驚いていた。
「そんな遠いところから、済みません」と言われたが、こちらとしては、わざわざ時間を作って会ってくれたので、うしろ感謝しかない。
カウンター席に着いて私は話しをした、そう、2000円企画についてだ。
相手の方はとても真摯に聞いて下さり、最後には「今は出せないけど、本気で考えてます」と言ってくれた。
その言葉が聞けて、私は嬉しかった。
時間にして30分、相手の方と別れて、私は東京に来て良かったと感じていた。
今は自宅で書いている。
心理の面から考えると、 都道府県の中で東京が一番近い。
7時間あれば行って帰って来れるのは大変に大きい意味がある。
コーヒーミーティングはこれからも利用しよう。
面白い人に巡り会える可能性が高いから。
そして、私の拙い話しを目一杯聞いてもらおう。
ちょっとうきうきしながら、明日を夢見るかな。