7月~9月までTwitterで呟いた俳句を転載する。
ご存知の通り、私はTwitterで当ブログで書いた記事を17文字の自由俳句にして、紹介文代わりに呟いている。
たまに記事とは全く関係のないところで自由俳句を思い付いた時にも、呟いている。
夏から秋にかけての俳句を、冬真っただ中に投稿する。
異彩さが目立つ気がする。
いや、冬の寒い中だからこそ、熱い時期の言葉で茹だるような気分を思い出したい。
寒いのに茹だるような気分とか、地獄か。
次回は10月〜12月をまとめる予定だ。
もしかしたら、1月まで含めるかもしれないが、そこは深く考えない。
下記から自由俳句の一覧だ。
『ひとり自由俳句その7』
自惚れが、団扇片手に、閉塞す。
ウグイスや、とうに七月、法華経。
内面の、追求ブログ、閑古鳥。
糞記事を、積んだ重みで、沼沈み。
七夕や、トリケラトプスの背乗って。
珠の汗、溺れるほどに、喉乾く。
耳柔く、「うちで採れた、ミニトマト」
かき氷、マゼンタ色の雲みたい。
いやまさか、十八日後、立秋か。
座り方、牡丹のような、慎みを。
及び腰、藪から棒に、押す気配。
疲れ果て、寄り添うカラス、日も暮れて。
真っ青な、夏空何故か、泣きたくて。
雨の日も、ささやき声も、好きになる。
鱗雲、水浅葱色の宇宙へ。
白鷺が、稲穂かき分け、探す糧(かて)。
人知れず、ブログ百日、謎記載。
反抗期、「ババア」言うこと、我が家なく。
鬼灯の、上半分は、日焼けかな?
徒然と、日暮らしをして、一巡り。
呟いた、拾われぬまま、捨てたまま。
吾の休み、たった一行で済む、悲哀。
犬と行く、稲穂がお辞儀する、散歩。
嫌になる、父と良く似た、怠け癖。
気付いたら、ブログ更新、ぷっつりと。
懐疑する、言葉介せば、人間か?
吾の声は、何処へ届くか、届かぬか。
自意識の、渦の中へと、消える泡。
読み人の、気持ち忘れた、長い文。
籾殻が、零れ落ちてく、吾の様に。
彼岸過ぎ、「夏」に暇の、見舞い雨。