半紙よりも薄い人生経験しかない私が、雑巾を固く絞って出た数滴の水のような言葉で綴った小説を書いた。
小説を完成できたことを私は、縁側で飲む一杯目のビールのような爽快感があった。
私の短い人生の中で、私が作品と呼べる物を完成させたことは、少なくても私にとっては重大な出来事だ。
努力することを嫌い、継続することを放棄した私にとって今回の小説は、私の人生にとってマイルストーンなのだ。
さて、私が小説を当ブログで掲載したところ、とある人物(以下Nさん)が私の小説の文章構成について「読みづらい」と指摘してきた。
Nさんとの関係を私は、「友達」ではなく、「メルマガ」と呼称し位置付けている。
Nさんは、定期的に何かしらのコメントやイベント等の情報をメールで知らせて来て、私は「メルマガ」のような人だなと常々感じている。
そのNさんが私の小説を読み、「句読点が少ない」と私に文章の質の向上のアドバイスしてきたのだ。
正直に私の胸の内を打ち明けると、「有難いけど、的外れな気がする」が私の偽ざる所感だ。
Nさんはライター業を細々としていて、物書きとして私に一言、物申したくなったのだろう。
しかし、完成させたことで満足している私は、文章構成に言及されても反応に困ると言うのが実情だ。
文章の質の向上はしていった方が良いのは間違いないのだが、現時点ではNさんのメールは私に響いていない。
とは言っても、句読点の打ち方は調べても損はないだろうと考え、サラダ油をフライパンに引くようにさらっと探してみた。
上記のリンクによれば、「1行に50文字程度、読点(「、」のこと)は1、2つ程度」とあった。
実はこの記事は1行の文字数と句点を意識して書いているのだが、どうだろうか?
私の感想としては、書くのが遅くなって時間がかかる上に、読み易いのかどうかの判断が五里霧中の心境だ。
時間があるときにはなるべく意識して書くようにするが、普段は今まで通りに気にせず書き連ねようと決めた。
読み易さとは何なのか?頭の片隅にメモ書きして放っておくことにします。
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