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出る杭は打たれる、本当にそうか?

ポルターガイストよろしく、打った杭がニョキニョキ出て来たら、仰け反ってひっくり返らないか?

そも、杭が出てくることなど有り得るのだろうか?

 

恐らく、木材に杭が打たれているだろう。

木材は元々樹木であり、時間経過による水分変化で樹木が形状変形する。

変形する過程で、打ちが甘い杭がタケノコのように出てくる、と推察。

直すために改めて打ち直すので、出る杭は「打たれる」ではなく、出る杭は「打ち直される」が妥当だろう。

 

と考えたが、杭は地中に打ち込むとあった。釘と勘違いしていた。

建設現場で見かける1mはあろう杭が地面から出ている?

地殻変動で…いや、そんな時は安全な場所に非難するのが先決だ。

非難後に安全が確かめられてから、作業に戻るはずだ。

でも、恐らく杭という杭は出尽くして地面から抜けるだろうし、地面はひび割れているだろう。

整地などを行った上で杭を打つから、「出る」杭は打たれるではなく、「改めて」杭は打たれるが正確ではないだろうか?

 

と考えたが、語源では並列に打たれた杭で一本飛び出ているのを打つことかららしい。

確かに杭が何本も並んで打たれているのは見たことある。勘違いしていた。

つまり、ぽんぽんぽんと打っていって、横から見たら、出ているから揃えたと。

きっと丁寧に慎重にこんこんと打たれて、綺麗に揃えるのだろう。

 

出る杭は打たれる、職人の美意識が光る素敵な言葉だ。

技術あってこそ、出る杭は打つことができるのだ。

 

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