上手くまとまらなかった…
一応、スマートフォンに書かれた内容を手にステージに立つが、逸る気持ちで視線は前のめり。
言葉は逃げて、余計な所に潜り込み、増えたり減ったりしながら喋った8分間。
反省しかない…前回が好評だった故に、眉間にしわが自然と寄る。
先ほどまでのナナシのエイトの一幕の話だ。
相変わらず、この空間が好きだ。
何が飛び出すか分からない緊張感と、何をしても許される寛容感の混沌とした雰囲気が、好きだ。
さて、この記事で、「152」だ。
カテゴリー「○○を取っ掛かりに考える」の記事数をいつの間にか、越えていた。
意味のない日々を過ごしている内に、詰まらない時間が思考する時間より多くなった訳だ。
いや、このブログを始めてまだ1年だが、30年の人生の時間軸で考えれば、詰まらない時間の方が長い。
始めた当初は、黙々と考えていたことを一気に書き出していた。
「いつも思考しているんだな」と思われていたかもしれないが、そんなことはない。
詰まらない時間が思考する時間を越えたことで、本来の私の姿に近付いただろう。
しかし、詰まらない時間の日々の長さが私の本来の姿だとしても、思考する時間もまた私の側面だ。
詰まらない記事を量産する喜びと、思考する記事が中々書けない焦りの混沌とした感じは、嫌いではない。
上手くまとまらない…
ナナシのエイトも、当ブログの記事も、行き当たりばったりでやっている。
もっと考えてやりたいような、出たとこ勝負でするスリルを楽しみたいような、難解極まる複雑な感情で、やはり、眉間にしわが寄る。
将来は、怒ってないのに、「怒ってる?」と聞かれるような風貌になっているかもしれない。
…いや、ないか。
軽い感じに受け止められ易い所があるから、むしろ、眉間に刻まれた方が威厳があって良いかもしれない。
びゅーと、冷たい風に、熱くなった頭が冷える13日の夜。
投稿します。