記事に寄せられたコメントの返信をする。
ブログがSNSの類いであることを、思い出させる。
私は、大変な無精者だ。
LINEでも、通知が着て、既読を着けて、返信するまで、一定期間、途方もなく放置する。
冬休み前の終業式で、机の奥から出てきたくしゃくしゃの「5月のお知らせ」が出てくるような、放置だ。
または、庭で収穫したミニトマトを机の上に無造作に置いたまま、気付いたら茶色を通り越して黒い塊と化けるような、途方もない放置。
好き勝手に持論暴論を打ち上げている当ブログにも、有り難いことに、私とは違う視点からの意見を頂けるようになった。
そして、そのコメントを読んで、「後で書こう」と考えるのだ。
何故、直ぐ返信をせず、「後で書こう」になるのか?
それは、コメントの意味を私なりに解釈して、そのコメントに対して、できる限り正確に私の気持ち、考えを示そうとすると、自然、時間が驚くほど過ぎ去る。
午前中に始めた部屋の大掃除中、偶々手に取った漫画を読んでいたら、夕飯になっていたかのような、過ぎ去り方だ。
または、中学の初恋の相手が、もう二児の母親だと知るような、驚きのある時間の過ぎ去り。
丁寧に返そう、とする意識が強過ぎる。
それから、書くのが遅過ぎる。
あと、返信をしようとするのに、マイペース過ぎる。
何もかもが規格外だ。
もっと早く、適切に、ストンと腑に落ちる文を、私の悲喜交々した気持ちを添えて、お届けしたい。
しかし、現時点の私の技量では、これ以上、早くも、適切にも、できない。
ただただ、勘弁願いたい、と自分が許されることしか考えない唐変木な私。
もし、許して頂けるのであれば、これからもコメントを頂きたいと、か細い声で手を擦り合わせて願う次第。
許して頂けないのであれば…とかく、技量を上げるしか道がないので、ヒイヒイ言いながら、指と脳を酷使せざる得ないだろう。
嗚呼、もう、嗚呼。
自分の無精具合に、ぐうの音も出ない、雨の夜。
投稿します。