現を抜かすと、すぐ駄目だ。
記事の投稿するのを忘れていた。
寸前になって気付く、危ういところだった。
綱渡りのような毎日だ。
立っているのでさえ、揺れるロープに身体がぐらつくように、覚束ない。
新月の森の中をランプ片手に歩くように、不安が付きまとう。
770文字を諦めたのに、継続も途絶えたら、私の中の何かが崩れ落ちていた。
私は、この両手からいつもこぼして、喪失しているので、その何かが崩れても、大したことではないかもしれない。
ただ、この両手からいつもこぼして、喪失しているから、これ以上、失いたくない気持ちもある。
だからか、投稿できたことに、思っていた以上に安堵した。
気合いは、入れない。
ただ、こぼれ落ちないように、そっと両手で包んでおく。
投稿します。