身体の芯から疲れた為か、少し寝坊した。
ほんの10分だけ、寝坊した。
就業時間に間に合わせる為に、いつもしていることを省略した。
トイレで小用を足すのを省略した。
水を飲むのを省略した。
これで2、3分くらい短縮した。
それから、移動は早足に移動した。
500mほど離れている駐車場から玄関までを小走りした。
これで2、3分くらい短縮した。
後は、祈った。
夕礼に間に合うことを祈った。
就業時間はギリギリだ。
それとなく、工場内で様子を見る。
どうやら、夕礼はなく、夕礼の時間に準備に当てた。
5分の短縮、祈りが届いた。
身体の芯からの疲れを帰ってから癒したい。
この疲れが遅刻を誘発してしまう。
しかし、今日は長そうだ。
明日も明後日も仕事だ。
疲れを取らないと遅刻するかもしれないのに、間に合わせると疲れが取れない。
何かがおかしいが、何がおかしいのかは分からない。
もっとゆっくり生きたい。
早送りのような人生など真っ平だ。
一時停止でしばらく留めたい、寝てしまいたい。
多少、急いだからか、息が熱い。
この熱は、疲れからの熱か?
もっと身体の信号に目を向けたいのに。
帰ってからうだうだ考えようと決めて、投稿する。