Twitterを眺めていると、時折、現代詩が流れてくる。
「Crossroad of word」というブログに現代詩が載っているのがTwitterにも流れてくる。
恐らく、「Crossroad of word」の管理人がTwitter上にも載せているのだろう。
私はそれを時折、眺めている。
そうして読んでいると、知らない漢字が出てくる。
今回は、下記の現代詩で幾つか知らない漢字が出てきた。
パン
まず、「嚔」が読めなかった。
こんな難しい漢字を使うような動作を犬がするのだろうか?
口へんで調べてみると出てきた。
「嚔」と書いて、「くしゃみ」と読む。
まさかくしゃみに漢字があったとは、知らなかった。
今後使うことはないだろうが、くしゃみにも漢字があることは覚えておこう。
次に「肖てゐる」が読めなかった。
「不肖」と読むのは知っているが、これ単体の意味は知っていた訳でない。
「不肖」と書いて、「不」を消して、調べた。
「肖てゐる」と書いて、「にている」と読む。
「似ている」と同じ意味だったとは、知らなかった。
形とるという意味もあるらしい、不肖は似ていないということなのだろうか?
最後に「艫」が読めなかった。
「艫」を憶測で「ろ」と読むだろうとは考えていた。
船へんで調べると出てきた。
「艫」と書いて「へさき」と読む。
船の前の方の部分、船首のことだ。
そして、やはり「ろ」とも読むそうだ。
「嚔」、「肖てゐる」、「艫」、どれも読めずにいた漢字だ。
そうして、誰も使わなくなっていく漢字だろう。
もしかしたら、誰かが使うかもしれないが、それは誰かは分からない。
一つ為になった、と言いながら、そっと画面を閉じた。