劇団最年少と夜更かしトークした。
悩み深き思春期の話をさすらさすらと聞いた。
私はピントの外れた解答をしたり、適当なことを言ったりした。
一晩経って、私は私の言った言葉を反復している。
寂しさや、悲しさや、孤独を全部背負って生きると決めている。
例えば、世界中でたった独りになったとしても、私はその孤独を胸に幸せになれる自信がある。
私は私一人なら何も問題がなく、私が悩みとなるのは他人と関わるからだ。
眺め回して見て、私という人物像に現しているように感じる。
私の悩みは人と付き合うから生まれるのだ。
人と付き合わなければ、苦しむこともない。
孤独を抱えながら幸福になるか、人と支え合いながら不幸になるか。
より幸せなのは果たしてどちらなのか?
思春期を通り過ぎた朱夏、悩みは尽きることがない。