1年前、劇団ぱすてるのメンバーで「シメパフェ」に行っている。
そうか、打ち上げしてから1年経つのか。
この1年、色々とあったな。
すっかり私も演劇人、かもしれない。
わさわさしていた去年から、今もどこかわさわさしている。
良いことのように感じる。
2年前は駄目だったようだ。
これは今も変わらない。
変わらず、駄目な日は何も書けずにいる。
そういうものだろう、と目を泳がせている。
3年前は、資本論を読もうとして挫折している。
「私」の自意識の追求が迸っていた時期だ。
今も自意識の追求はしているが、思考は劇について割り振りが大きくなっている。
物語を作りたかった、そういう意識がずっとあったのだろう。
今は埃を被ってしまっている「資本論」からは目をソッと背けている。
4年前、私は私の夢を語っている。
「世界的映画監督」を夢に据えている。
今とは大分違うかもしれない。
ふと、最近、動画を配信していた。
映画とは全く遠い位置にあるかもしれない。
そも、この4年ただ夢想していただけだ。
今の私は4年前の私を裏切っているが、ある意味で4年前できなかったことが今はできている。
4年、何となしに1年毎に同じ日付を辿ってみたら、意外な気付きがあった。
私の夢は変容したが、私のやりたかったことはきっと叶っている。
ただただ夢想した4年、夢想するだけでも大事なのかもしれないな、と今、感じる。
来年、再来年、私は何を考え、何を感じ、どう進むのだろうか?
変容した夢は再び同じ夢に戻るのだろうか?
変わり続け、変わらないままに、私は私を追い求める。
物語を作りたい、4年分の私が今の私に教えてくれた。