ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

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最近、演劇演劇で手持ちのネタがすっかり演劇だけになってしまって視野が狭くなってやしないか?と不安になっている。
 
そんな私にとある友人がこう勧めてきた。

 
「乙女ゲーをやって!」

 
乙女ゲーとは、恋愛シミュレーションゲームだ。
 
よくある「一人の男(主人公)がたくさんの女と駆け引きする」がギャルゲーと言われているが、その反対、「一人の女(主人公)がたくさんの男と駆け引きする」というやつだ。
 
私がやったら、面白いから動画で撮って見せて!という理由で勧められた。
 

これも視野を広げる一つか、と3DS版「ときめきメモリアルGirl's side 3rd Style」を機体とソフトを中古で買った。
 
それで、取り敢えず、オープニングをやってみた、のだが。
 
主人公ちゃん、言動がふわふわしてて普通に心配になってしまう…

 
以下、ネタバレ注意。

 
主人公ちゃん、昔住んでいた懐かしい町に再び戻ってきて、散歩するのだが、いきなり迷う。
 
道沿いに歩けば良いのに、何故か森の中に行って、迷う。
 
迷わないと物語が始まらないのは分かる(メタ)のだが、何で森の中に入った?
出だしから不安しかない。
 

それで森の中に教会のような建物があって、そこで男の人、イケメンくんに会う。
 
どうやらイケメンくんも迷ったらしい。
 
そのイケメンくんから「送ってくよ」と言われる。

いやいや、怖い怖い怖い!
 
よく分からない土地で知らない男の人に「送ってくよ」とか言われても、困るし、遠慮したい。
 
とか考えてたら、主人公ちゃん、家の前まで送ってもらっちゃう!
 

家の前に着いてから「どうして、私の家を知っていての?」と聞く主人公ちゃん、え、今?もっと前に聞きなさい!
 
イケメンくん「さあ、どうしてだろうね?」怖い怖い怖い!
 
そのままイケメンくんは帰ろうとして、主人公ちゃんは「あれ?迷ってたんじゃないの?」と聞く。無垢か!怪しめ!
 
イケメンくん「思い出した」都合が宜しいことで!!
 
怪しさしかないイケメンくんに対して主人公ちゃん「変な人だな、でも素敵」嘘でしょ?!ちょっとイケメンなだけで、やっていることかなり怖いよ?危機意識もっと持って?
 

もう、ふわふわしてて、心配になってしまう。
 
この主人公ちゃんはつまり私の分身になるのだが、自分の分身というより、主人公ちゃんの言動にあわあわしてしまって恋愛シミュレーションできるのか不安になる…
 
しかし、イケメンくんのあの言動はイケメンだから許されているような?
 
それとも意外と女性はグッとくるのだろうか?
 
普通に怖いと感じたのだけども…?
 

それから少しストーリーを進めて、商店街でショッピングをする主人公ちゃん。
 
するとナンパくんが声をかけてきた。
 
しかし、時間がないから再三断り、最終的には隙を見て逃げた主人公ちゃん。
 
それを固唾を飲んで見ていた私は「なーんだ!断れるじゃーん!」と歓喜する。
 
ふと、これ、もう恋愛するというより、保護者視点だな、と打ちのめされる。

 
私は果たしてちゃんと恋愛ができるのだろうか…?