ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

iの23

その土地に根差した名称がある。

長野県だと北信、南信、中信、東信だ。

どれも信州の「信」が付く。

 

群馬県だと「上毛」になるのか?

「毛野国(けのくに)」という國を栃木県側を「下毛野国(しもつけのくに」、群馬県側を「上毛野国(かみつけのくに)」と呼んだ名残りらしい。

群馬県は「毛」のイメージがある。

 

福井県の方と話していたら「嶺北」なる呼び方を教えてもらった。

福井県では嶺北、嶺南と「嶺」と付く。

峠を境目に天候がガラリと変わったので峠を指して「木嶺以北(もくれいいほく)」、「木嶺以南(もくれいいなん)」が由来らしい。

 

長野県は「信」、群馬県は「毛」、福井県は「嶺」ときた。

もしや調べれば47パターンあるのか?

長野県は横に長いし、福井県と同じ山に囲まれて地域差がある。

 

とすると、分断されていた要素があれば地域名に名残りが残る。

かつて分けたものも、広く地域に根差すと結束になる。

中々に面白い、と感じる。

 

北海道は広いし、呼び方を多様な気がする。

京都辺りは歴史があるし、呼び方に拘りがありそう。

詳しい人にお会いして話を聞いてみたいものだ。

 

名を由来は面白きかや。