今週のお題「プレゼントしたい本」
本を取っ掛かりに考えます。
単語と単語を組み合わせて一つの文を作り、文と文を組み合わせて一つの世界を作り、その世界に感情を揺さぶられ、無知を知ることができる本。
とか偉そうに言うけど、私の読書は9割漫画ですけどね!
あ、《ブログチャレンジ》です。頑張ります。
と言っても、9割方漫画の私ですから、漫画を紹介した方が良いんでしょうかね?
でも、「プレゼント」…ですか…ぬう。
本を勧めるってなると難しいですね。
何せ文字を追うのが嫌って人もいるでしょうし。
漫画の文字さえ読むのが苦痛という人もいるらしいですし。
面接とかで「趣味は?」と聞かれて「読書です!」と答える人だって。
小説とかじゃなくて実は漫画だけしか読まない人もいるでしょう。
まあ、私の場合「漫画集めです!」と返答してますけど。
と言うか、活字限定なのか?いや、単に「本」としか書いてないから漫画でも良いのか。
…ふ、言葉の不完全さがここで露わになったな!
貴様の負けだ、はてなブログぅぅうッ!
って、別に勝ち負けとか意味ないか。むしろ限定していな、い可能性が…?
謀ったな、はてなブログぅぅううッッ!?
…ふう。まあ、あえて言うけれど、あえてね?
漫画と小説は全くの別物だ。
本は本でも全然違うよ。
ほ乳類はほ乳類でも犬と猫は一緒じゃないでしょ?
電化製品は電化製品でもノートパソコンとスマートフォンは同じではないよね?
漫画には漫画の、小説には小説の良さがある。
…まあ、それでもプレゼントね。まあ、好みとか知らないから完全に私の趣向で選ぶけど。
1、カオスノート(漫画)
おおっと、画像がデカい…済みません。
えっと…早速紹介させてもらいます。
吾妻ひでお氏をご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
「失踪日記」、「アル中病棟」で実話体験のレポ漫画で有名な人です。
はい、割と駄目人間な分類の人ですね(微笑)
その吾妻ひでお氏が描く『めくるめくセンス・オブ・ナンセンス』な世界。
とにかく発想が面白い。着想が独特で面白い。それを絵で表現されて面白い。
そして、ナンセンスなアイディアが一つで終わらない。ページをめくる度に飛び交う不条理のオンラインショップ。
帯の煽り文句『めくるめくセンス・オブ・ナンセンス』に偽りなし。
ナンセンスギャグ漫画の表現の極致と言っても過言じゃない。
突飛な発想をお求めなら是非お勧めしたい作品です。
2、さよならもいわずに(漫画)
続きましても漫画です。
ハハ、何が悪い(半切れ)
上野顕太郎氏…についてはギャグ漫画家らしいことしか知らない。
私の場合、基本ジャケ買い、「あ、これ面白そう」で買っています。
この漫画は表紙の水っぽいのが気に入って買いました。
そして、内容は重く、悲しい。
上野顕太郎氏の愛妻が亡くなった、実話です。
作者の「悲しみ」がズシッと伸し掛かるような、そんな作品。
気軽には手渡せないけど、誰か大切な人がいるなら読んで欲しい作品です。
3、わたしの宇宙(漫画)
3作品目はこちらを紹介。
マイナーな作品ばかりな気がするが、気にしない!
全2巻のこの作品、簡潔に言うと
「主人公及び主要キャラクターが自分の生きている世界が「漫画」であると自覚している漫画」
漫画の中で時折メタ発言をして、所謂作者の言葉をキャラクターに言わせるなんてことがありますが。
この漫画は前提である世界観そのものをメタ化、キャラクターが「漫画のキャラクター」であることを自意識するという意欲作なんです。
吹き出しを「見る」ことが出来るし、主人公は作者に会いに行ったりする。
漫画好きなら読んで欲しい作品。2巻だし、サラッと読めるのも勧め易い、かな?
4、くじけないで(詩集)
ここに来ての変化球?まあ、こんなん読みますよ?的な?
いや、「プレゼント」で詩集は痛いか?まあ、いいや。
柴田トヨさん、この本が出版されたときは98歳。処女本。
瑞々しく温かい、気持ちの良い詩が綴られてます。
元々は新聞投稿かららしいですが、やはり才能は埋もれないものですね。
表題になった「くじけないで」は心に沁みます。
個人的には「神様」と「二時間あれば」が好きです。
落ち込んでいる人に読んでもらいたい詩集です。
5、言ってはいけない(新潮新書)
ラストはこの本を紹介します。
紹介するべきかどうか…プレゼントには不向きだろうけど。
書店の棚にランキング14位(だったハズ)って貼っているくらいには売れているらしい。
じゃあ、どう言う本?と言うと。まあ、「不愉快な真実」って奴で。
遺伝子のことをデータを元に書いているんですけどね?
えげつないです。何がえげつないって…「バカは遺伝する」、「犯罪人の血は遺伝する」ってことを書いている訳ですからね。
まあ、私はやはりそうか!と得心したものですけど←
勉強が努力しても出来ない人間は存在する、そのことは私は結構重要視しています。
何故なら、「ならどうすれば良いのか?」という契機になるからです。
勉強が端から無理なら、別の事に早々にシフトさせることが出来ますし、周りの理解も得られる可能性があります。
教育を真面目に考えるならば、無視してはいけない。故に読んで欲しい本です。
とここまで書きましたけど。
どうなんしょ?まだ始めたばかりのこのブログでこんな紹介しても…
…まあ、誰か気にして読んでくれるかも?
未だ見ぬ本の世界に誘われるのは、あなたかもしれない(ドヤ顔)