以前、「“2人”以上に褒められたことは、その人の真実」であることを記事にした。
上記の記事では、「美しい・綺麗な文章を書く」ことと「優しい」ことが私の真実だろうということが分かった。
そして最近、新たに“2人”以上に褒められたことが増えたのだ。
それは前回の休日の時に参加したABDなるイベントでの出来事だ。
ABDとは、アクティブ・ブック・ダイアログの頭文字を取ったものだ。
1冊の本を会に集まった人数分に割いて配り、配られたページを30分程度で内容をまとめ、それぞれが読んだ部分を1人3分程度の持ち時間でプレゼンをしていく、というもの。
それぞれの配られたページをまとめて、順繰りに発表するので、全員が終わることには本の全容が分かる。
本を割いて配るというのが新鮮だったし、配られた内容をまとめる難しさを感じた会であった。
そのイベントで私は自分が担当してページのプレゼンをした。
その時に「プレゼンが上手いですね」と褒められた。
要点をもっと踏まえて発表できたら良かった、と考えていたので、こそばゆく感じた。
帰り道でのたりのたりと歩いていて、ふと、専門学校時代での制作物発表でも、「プレゼンが上手い」と褒められたことがあったことを思い出した。
納涼祭では、地区の連の先頭で踊ってと言われるが、特に抵抗を感じることはない。
オープンマイクでも、「声の通りが良い」と褒められた。
コミュ障のくせして、目立ちたがりだからだろうか?
どうやら私は、人前に出て話すのは上手いらしい。
それは、つまり…どういうことだろう?
人前で出て、適当なことを喋るのが得意な人間なのは分かったが、そこから先が分からない。
「プレゼンが上手い」ことが私に何か益があるのだろうか?
今の所、「美しい・綺麗な文章を書く」、「優しい」、「プレゼンが上手い」が揃っている。
繋がりそうで、繋がらない。
これら3つが合わさったことができれば、私の人生は嵐の中の高波でさえ恐れぬ帆船のような力強さを手に入れられるやもしれない。
それとも、まだ増えるのだろうか?
いや、今はこの3つを組み合わせた何かを考えよう。
それが私のストロングポイントになる、恐らくは。