名古屋に向かったのは朝の8時頃、着いたのが13時頃だ。
友人と会う前に「高島屋で北海道展がやっていて試食できるよ」とLINEがあった。
ちょっと時間があるし、どれ行ってみるか、と高島屋へ。
高島屋の7階にやっている、とのことだから、エスカレーターでずいずい登った。
エスカレーターを登りきって出迎えてくれたのは、くまのプーさんだった。
催し物スペースは「くまのプーさんおひさまマーケット」が催されていた。
はて、北海道展は何処だ?とラグジュアリーをなるべく見ないようにきょろきょろした。
すると、エスカレーター横の柱の広告に北海道展のポスターが貼ってあった。
北海道展は12日から、今日は8日、つまり、北海道展は現時点で催されていない。
そういうこともあると考えながら、金の時計搭に行く。
程なくして待ち人が来た。
赤子を抱いた旧友が出迎えてくれた。
旧友に会うのは…約1年振りだろう。
何せ私が勝手に1年に1度は会おうとしているから。
こうして会えるのは、相手が多少無理してくれるからだ。
赤子を連れた相手に無理は言えない。
ちょっと話して終わりで全然良かった。
それでも、向こうも多少は気にしてくれてるのか、夕方辺りまでは融通してくれた。
そんな私と旧友がしたことと言えば…
ユーリ展に行き、旧友が赤子の授乳のため入り口で別れる。
40分後、私がユーリ展観覧後、合流、ハガレン展へ行き、展示会の混み具合から入り口で別れる。
1時間20分後、私がハガレン展観覧後、合流するが、オムツ交換せねばならないとのことで別れる。
時間潰しにへんないきもの展で過ごし、三度合流、ゆっくり(?)食事をして解散した。
実に素晴らしい距離感だ。
私にはこれくらいが丁度良い。
離れている時間の方が長いが、赤子ファーストとなれば当然の帰結だろう。
私としては、夕食時に日光東照宮に行った時に買ったお守りを手渡せたのが良かった。
今回の名古屋はこのためと言って良い。
本気で幸せを願っているが、本人に伝えるのは怖いし気持ち悪いし重過ぎるしで絶対に言わないけど。
最後に赤子を抱かせてもらった。
赤子を抱くのに身体中が強張った。
もしかしたら、もう二度とない貴重な体験をしたのかもしれない。
今は漫画喫茶で寛いでいる。
いや、漫画喫茶、びっくりするくらい広い。
私にはこれくらいでも問題ないし、安いし、今後は名古屋では漫画喫茶にしようかと勘案する。
明日もちょっと早い。
遅刻だけはしないようにしたい。
人の動く生活音と、田舎の虫たちの音を重ねながら瞼を閉じる。
次も楽しみだ。