ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

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物が後方へ飛んでいく。

ものすごい早さで、私を置き去りにして。

派手な爆音を響かせながら、すっ飛んでいく。

 

という書き出しを何故か閃く。

私自身の体温で温まった布団の中で包まっていたら、急に出て来た。

曲がり角を曲がったら、パンを咥えた美少女の腰の入った右ブローが腹に突き刺さってくるような、突然さだ。

 

リズミカルな音の響きに感じて、何度も反芻してしまう。

何度も反芻すると、「この書き出しで書き出さなければ」という謎の使命感が湧いてくる。

早速、打ち出そうとぬくら布団から起き上がる。

 

しかし、これ以上の展開は全く考えていない。

使命感で書き出しとして書いたが、書き出してしまえば使命を果たしてしまうジレンマだ。

しばらく考えても、3mはあろうかという巨大ロボの頭部が坂を転げ落ちた先の穴に落ちていくイメージが無意味に出て来て、首を振る。

 

そうして何度もこの書き出しを見ていると、この3行で完成されている気がしてくる。

これ以上は単に蛇足にしかならない、そんな気がしてきた。

正しく、私は私の閃きに置き去りにされたのだろう。

 

「物が後方へ飛んでいく。

ものすごい早さで、私を置き去りにして。

派手な爆音を響かせながら、すっ飛んでいく」

 

この投稿を見た誰かが続きを閃いてくれるだろうか?

ただ、私の閃きは、3行で良い。

この続きはその人の心に任せてしまおう。

 

ちょっと脳が冴えてきたところで、投稿する。