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「天才を殺す凡人」でKPIについて知る。

久々に書籍を読んだ。

タイトルに惹かれたのが買った事由だ。

「天才を殺す凡人」、元々ブログで書かれた内容を本にしたものらしい。

 

読んでいて、私にとって為になったので、その記事を書く。

続きより本文である。

 

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目次

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1、端的な内容紹介。

ざっくりと内容をば。

「天才を殺す凡人」は才能を「ビジネスの世界で必要な3つ」で定義している。

仕事で必要な3つの才能を「天才」・「秀才」・「凡人」というキャラクターに当て嵌めている。

 

仕事で必要な3つとは、アート・サイエンス・クラフトである、と。

それは即ち、「創造性」、「再現性」、「共感性」に分類される、らしい。

別の言い方をするならば、「作って・整えて・販売する」、又は「創造し、拡大し、お金にする」という才能だ。

 

それで、それぞれを重要業績評価指標、主要KPI(Key performance indicator)を行われる、とのこと。

ビジネスに疎いので、このKPIという単語に耳馴染みがないのだが、漢字から「重要になる業績の評価をする指標」ということだろうか。

このKPIは、再現性と共感性は評価できるが、創造性は評価ができない、とあった。

 

再現性は、事業KPI、訪問数や生産性などの、仕組みとしての評価だ。

共感性は、財務/会計KPI、PL、BSに乗ることができる、顧客の反応としての評価だ。

上記の評価は十分に科学的に検証できるが、創造性は未だかつてないものに対してなので、評価することができない。

 

そうした創造性のあるアイディアは、凡人には理解できない。

理解できないものは凡人の多数決により、天才は殺される、というのが表題になる訳だ。

本書では才能の定義から天才が殺されるまでの経緯をもっと丁寧に説明しているので、興味があれば読んでもらいたい。

 

2、私が気になった点。

さて、私は自身のことを無能と決めて過ごしている。

しかし、この書籍による自己診断やチャートからは、私は「天才」に分類されるらしい。

仕事に必要な3つの才能という分け方なので、「天才」と言うのも便宜上のものだとは考えるが、如何せんもぞもぞする。

 

仕事においては、この3つは配分が違うだけで必ずあることとのことだ。

そして、同じく、配分が違うだけで、皆「天才」、「秀才」、「凡人」の要素を持ち合わせていることも記してあった。

もぞもぞするのは、意識としては「凡人」なのに、「天才」の分類にされてしまったための戸惑いからだろう。

 

とは言え、私の中で重要なのは、KPIという単語だ。

創造性のあるものは評価できない、とあるが、何を指標にすべきか分からない、ということだ。

つまり、指標にすべきことが分かれば、評価できる、ということだ。

 

私は今、「2000円分の楽しいことを教えて下さい。」という企画を実行している。

この企画の目的の一つに「私の人生哲学を構築する」ことを上げている。

その人生哲学は7つの柱をもって、礎としよう、と考えている。

 

その礎を以て、私が35歳の時に個人事業として立ち上げる「無料コミュニティ」に作ろう、と繋がる。

「無料コミュニティ」は私の人生哲学の体現をした場所にしたいのだ。

即ち、私の7つの人生哲学をそのまま重要業績評価指標、KPIにしてしまえば良いのだ。

 

そうしたことに気付けたのは、素晴らしいことだ。

2000円企画と「無料コミュニティ」が繋がれば良い、とアドバイスを頂いていたので、どうしたものか、と考えていたところに出会えた。

今の私に必要な書籍であった。

 

「天才を殺す凡人」でKPIについて知る。

 

折に触れて、読み返そうと考える。

読書百遍、まだ読み込めていない部分もあるかもしれない。

他の人の意見も聞いてみたい、というのが今の所の気持ちだ。

 

次の本の出会いに期待する。