2020年がひたひたと迫ってくる。
お前にはもう後がない、と言わんばかりの緊迫感で迫ってくる。
逃れようと必死に藻掻くが、袋小路のどん詰まりに行き着くのは目に見えている。
嗚呼、来年の抱負は決めていない。
今年の5月にはやらねばならないことをした。
上半期と下半期の動きが別物過ぎて、体感としては2年分を過ごした気になる。
まだ1年終わっていなかったのか、という驚きでおどおどしてしまう。
しかし、はたと気付けばもう年末だ。
終わると気付けば焦りもする。
来年のやりたいこと、まだ決めていない。
一先ずは「ぴかぴか芝居塾に参加する」でいこうか。
それから、もう一つ遠出もしておきたい。
まだまだ勉強不足、足りぬ足りぬと喚くばかり。
不完全な人間性をぼこぼこと零しながら歩く亡者な私は、身体が腐り切る前に何かを得たい。
来年2020年、思い切ったことをしてみよう、と思い描く。
ゆっくり考えるには時間が足りないが、急がないようにする。
来年は、いや、来年も良い年にしよう。
道楽を極めて、尚、道楽を欲す。
逃げ切れぬことを知りながら走る2019年の冬、息も切れ切れに進む。