伊勢神宮より、その4。
今の仕事は、来年の2月で2年となる。
毎日、えっちらおっちら憂うつを抱えて仕事をしている。
この仕事を私は、35歳で辞めると決めている。
35歳で辞めた後に何かするのか、と言えば何も決めていない。
ただ、辞めることだけは決めている。
続けている理由は金銭を稼ぐためなのだが、それ以外の続けたい理由がない。
年齢を重ねる毎に選べる仕事が減っていくだろう。
しかし、金銭を稼ぐだけならアルバイトでも日雇いでも構わない訳で、今の仕事に固執する理由がない。
私の「稼ぐ」のニュアンスは、「生涯年収を1億円以上稼ぐのを目指す」ことより、「自分が食い繋ぐことができる必要最低限の額を目指す」ことにある。
今の仕事の給金の額は満足なのだが、時間が足りないのが不満だ。
そして、私が欲しい時間を得るには、結句仕事を辞めないと手に入らない。
せめて、1年は仕事をしたくない。
31歳の今、後4年は働く計算になる。
貯金のペースで考えると、概算で、1年で100万円貯められる。
4年あれば約400万円で、現在の貯金と合わせると、500万円の貯蓄ができるはずだ。
500万円あれば、1年は誤魔化せるか?
何もしなくて、だらだらと過ごせるだろうか?
親に四六時中文句を言われるから、本当にだらだら過ごせるかは未知数か?
それとも、辞めた後のために副業でも始めた方が良いだろうか?
そして、500万円を出資して、何か地元に根差したことをすれば良いだろうか?
悩み所だが、500万円あれば何かはできそうだ。
兎に角、35歳で辞めることは確定事項だ。
…考えねばならない、本当に。
このままずるずる行くと、ただ辞めた人になってしまうだろう。
しかし、展望が見えない。
自分の将来の見通しのなさに、自分で自分が心配になる。
全力で今に現を抜かして、未来はいつも後回しだ。
私はどうしたいのでしょうかね?