愚痴でも書く。
益にならないから書いても仕方ないかもしれないが愚痴を書く。
端的に言えば、長野市ネオンホールでの脚本が私ではなくなった。
脚本を決めよう、という日に主宰がさっさとプレゼンをした。
私は5本をすでに提出した後なので、様子見である。
これがいけなかった、自分の脚本をしっかりとプレゼンするべきだった。
奴は私の脚本は30秒もかけずにさらっと紹介して終わらせた。
そして、自分の脚本を5分以上かけてプレゼンした。
何が腹が立つって、まだ脚本が書いてもいなかったのだ!
そして、負けた。
敗因は、プレゼンをしなかったことと、遠慮してしまったこと。
結構な月日が流れたというのに、未だに悔しい。
ことこの件に関しては、多分、かなり尾を引くだろう。
私は引きずるタイプの人間だ。
次回は勝ちたい、勝ちたい。
しかし、半分以上諦めている私もいる。
奴はプレゼンを本職にしている。
プレゼンに勝てないと脚本は選ばれない。
十中八九、負け戦になる。
腹が立つ、憎たらしい。
しかし、現実は認めないといけない。
私は今後も負け続けるだろう。
しかし、だからと言って脚本を書かない選択肢はない。
まずは書く、書いて売りを考える。
多分にこれからもそこら辺で嫌味を言われるだろう。
本当に気分が悪いが、私が弱いのがいけない。
いや、向こうは嫌味のつもりはないのかもしれないが、何か癪に触る。
自分の器の小ささに嫌になる。
腹が立って仕方ない。
プレゼンに勝ちたい、勝って私の脚本たちに日の目を見せてやりたい。
自己承認の塊である私は、今日もせっせと腹立ち紛れに脚本を書くのだ。