約4800文字、文字数でいうと中々のボリュームである。
最近書いた14ページの脚本の総文字数だ。
実際に文字数で見ると、意外に感じる。
当ブログで書いている時、大体、500文字程度になる。
それは書いている内容がそれくらいに収まるからだ。
調子が良ければ、800文字、900文字となるが、普段は結構書くのが大変だ。
対し、脚本は書き始めると、ぐいぐいと書いていける。
会話オンリー、情景描写もほとんど入れていない。
もちろん、それなりに時間はかかっているが、それでも4800文字はそんなに大変だった記憶はない。
この差は何であろうか?
ブログでの文章と、脚本での文章、同じ文章でも違う。
小説と詩が違うように、実用書と物語が違うように、言葉の有り様も変わるのだろう。
ここまでで、どう落とそうかすでに考えている。
上の一行までで約340文字だ。
脚本だったら、序盤も序盤だ。
何となく、筋の有る無しも関係あるのか、と考える。
しかし、当ブログは「詰まらない」を標榜している。
筋もへったくれもないのだ、もっと書け。
脚本は、キャラクターが喋ってくれるからそれをなぞるだけで良い。
ブログは、指でキーボードを叩きながら、言葉が浮かび上がるのを待つ。
全然違うな、書き方から全然違う。
まさか、自分の文章で書き方が違うとは知らなかった。
自分にとって意外な発見だ。
これはテーマによっても、書き方が変わるのかもしれない。
どうして、書き方が変わるのか、深堀りしても面白いかもしれない。
何が違うのか、同じ言葉を遣り繰りしているのに。
不思議さに可笑しくて、楽しくなる。
また新しい自分を見付けて戯ける道化かな。