ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

一途になるには、打ち込むものの時間配分を増やせば良いだけ。

「どうしたら一途になれますか?」

久方ぶりに質問箱を開いたら、こんな質問が来た。

一途に成りたいのだろうか、不思議な質問だ。

 

一途の意味は下記の通りである。

 

他を考えないで、一つのことに打ち込むこと。また、そのさま。ひたすら。ひたむき。

 

dictionary.goo.ne.jp

 

「どうしたら一途になれますか?」を言い換えるならば、「どうしたら他の事を考えないで、一つの事に打ち込めますか?」となる。

言い換えて考えれば、分かり易い。

1つは他事に意識がいかないようにしたい、もう1つは一つの事に打ち込みたい。

この2つを両立させれば、一途になれる。

 

順番んとしては、まず「打ち込めるもの」を見付けることからだろう。

若しくは、「これを打ち込む」と決めてかかる。

好きなこと、得意なことから見付けるか、肚を据えて取り組むと決めるかである。

 

どちらにしても自分の心を定めないといけない。

「打ち込む」とは優先順位を高くする、自分の持っている時間の割合を増やすことを意味する。

動機付けできる「打ち込めるもの」を見付けたり、決めてしまったりする。

 

「打ち込めるもの」が具体性があった方が良いだろう。

しかし、抽象的な事柄でも良い。

「ふわふわして過ごす」ことに打ち込んでも私は良いと考える。

 

その上で、優先順位、時間の割合をハッキリさせる。

他事を考えない、というのは現実味が薄い。

何故なら、実際にはやるべきことはあり、やるべきことを放置したままにはできないからだ。

 

私はできれば何もしたくないが、料理や洗濯、掃除もしなければ、酷い有様になるだろう。

それも最小限にしたとしても、仕事をしないと給料が出なくなる。

その上で捻出している自由時間、私はぼけっとして過ごしている。

 

前述した通り、「打ち込めるもの」の時間配分を大きくするしかない。

「打ち込めるもの」の占める時間が増えれば、自然と「他を考えないで、一つのことに打ち込む」状態になる。

 

ただ、やるべきことはあるが、やらなくても構わない、しなくて良いこともある。

優先順位を付けると共に、不必要な他事はさっさと切り捨てる。

断捨離思考も一途には必要だろう。

 

最終的にそれを習慣化できれば良い。

効率良く時間配分をして、それに費やす。

そうすれば、一途に成れる、少なくとも表面上は。

 

頭の中で「一途」になるのは難しい。

他事は多岐に渡り、他事を考えない究極は人間を辞めないとできない。

「これに打ち込む」というのがあれば、それで十分「一途」だし、それだけで良い。

 

ずっと好きでなければいけないなど誰も決めていない。

一途であることは良いことかもしれないが、一途でない美徳もある。

結論として、あえて言い切る。

 

一途になるには、打ち込むものの時間配分を増やせば良いだけ。

 

何はともあれ、まずは何に打ち込めるか考えてみて欲しい、と質問者に送っておこう。