新規で書き上げた脚本、ここに上げるべきかな?と考えながら、出し渋る。
いや、この脚本における公演予定がないが、絶対にないと言い切れない。
もしかしたら、もしかして、いや、やはりないかもしれない。
そも、ここで上げても初稿である。
公演となれば書き直す運命である。
似て非なる物語になっている可能性があるので、読まれても問題ないような気もする。
しかし、元の物語がある訳だから、ネタバレ要素も多分に含まれることになるのかもしれない。
そうなると、もし万が一に上げてしまうと問題があるような気もする。
習作なのだから考え過ぎなのかもしれない。
今のところ、私の脚本で劇を打ちたいという声は聞こえない。
無名の上に演劇経験ぼほない人間の脚本を普通にやりたい人はいないだろう。
脚本の出来もまだまだ全然で、研鑽が必要だ。
そうして様子を見ている脚本が数本、私のパソコンのファイルに眠っている。
4月から始まるぴかぴか芝居塾の動向で考えよう。
今年のまつもと演劇祭も出演を希望するし、何なら脚本に自薦する。
上手く脚本を書く方向になって、今手元にあるのでやるとなれば、公演後に公開しよう。
新しく書く方向になったら…考えるだけで恐ろしいが、手元のはその時点で上げてもいいだろう。
書いても書いても追い付かない、私のフォルダは増えていくばかり。
黙っていても書いていく、しこしこと一人欠かさず。
もう少しして、振り返った時、面白い脚本を書けていたら良い。
今は眠る私の脚本も、いつか日の目を見る日は来るだろうか?
春のぬくもりを求めるように、クリックしたフォルダを閉じる。