私が所属している劇団のメンバーと知り合って丸2年が過ぎた。
2年、中学高校なら最終学年になるのではなかろうか?
あっと言う間であったし、長いようにも感じる。
ぴかぴか芝居塾18期生のメンバーで打ち解けている人もいる。
しかし、何と言うか、噛み合なさを感じる時がある。
私の歪さは誰とも噛み合ないのは知っているが、申し訳ない気持ちにもなる。
劇団ぱすてるのメンバーはそういう私の面倒な部分にも付き合ってくれている。
この噛み合なさを知ってくれている上で、私との付き合いを続けてくれる。
私の歪さを都度都度伝えているが、それでも2年の月日が流れた。
18期のメンバーともこういう付き合いができるだろうか?
何せ私は悪い意味で自分を隠せない。
もっと上手に自分を隠したいが、そういうのがどうにもできずに34年が過ぎた。
すでに今の時点で私に対して鬱陶しいと感じている人がいるだろう。
申し訳ない気持ちと、どうすれば良いのか分からない気持ちと、そういう歪さを直せない諦めとで頭がぐるぐるする。
稽古を重ね、舞台を踏めば、そういうわだかまりも乗り越えられるだろうか?
劇団メンバーと2年、それでも付き合えたのは大きい。
相手との相性もあったが、2年かけて関係を築けた。
私なりに悩みながら、惑いながら、言葉を伝えていって、2年だ。
18期生も大変に戸惑うだろうが、私から逃げないようにしたい。
とにかく、できるだけ正面で受け止めていきたい。
ただ、しんどくなったらちょっと逸らすのは許して欲しい。
自信、とは乖離しているが、それでも実績は一応あるのだ。
18期生のメンバーとも「せーの」と息を合わせられるような関係を目指したい。
少なくとも私はそう考えている。
人間の関係は面倒なれど、私は私の歪さと共にぶつかっていくだけだ。