気付いたら、予定が詰め詰めになっている。
11月4日はDコラ団のリモート稽古、5日は劇団ぱすてるの電話会議、6日は別ユニットの電話がある。
3日連続で電話ラッシュだ、電話代が夏物を押し込んだ箪笥棚みたい嵩む。
4日は主に12月に向けた読み合わせとワークショップの打ち合わせだ。
今日は少し読んでおかないと、明日がちょっと困るかもしれない。
Zoomを使うので、 カラオケ店に行かねばならないから出費も多めだ。
5日は劇団ぱすてるの来年の活動について話す。
私の考えからざっくり話すが、どう転んでも良いようにはしたい。
なるべく演劇ができる方向に持っていきたい。
6日は私はどちらかと言えばお客さんで、尚かつ、 じつはもうそろそろ抜けないといけないユニットの電話会だ。
メンバーが学生メインだから、あまり私がいると良くないのだが、 ちょっと様子を見ながら期を伺っている。
学生メインなので、終わりも早めだ。
電話ラッシュの数日になるが、それは良い。
スマートフォンが利用し過ぎて電池消費も著しい。
その他、折衝の連絡も細々しているから、 ホッカイロ並みに熱くなる。
一人芝居の話をして、個人で様子を伺ってみたりして、最早電波の奴隷である。
この裏側に資本主義のと大きい存在がいるだろうが、私は支配されて依存している。
ここから抜け出すのは容易ではない、予定を聞かないといけないし、やりたいことがやるためには手放せない。
ファラオの墓石を運ぶように、せっせと指を動かしている。
私こそが現代の奴隷だ、と薄く笑う。