5月3日、友人とショッピングをしに軽井沢プリンスショッピングプラザに行った。
ゴールデンウィークだから軽井沢まで足を伸ばそうと私が友人に提 案した。
折角なので先月頂いた明るいスカートをチョイスし、午前11時に 松本駅で落ち合った。
ゴールデンウィークだから高速道路は混むだろう、と下道を選択して進む。
三才山を通って進むが、やはり遠い。
3時間かけて目的地に辿り着いた。
軽井沢の規約なのか、条例なのか、ガソリンスタンドやコンビニエンスストアの看板が茶色や暗い色合いになっていて、景観に配慮されていた。
まだ桜が咲く位の山の中にあって、道行く自動車のナンバープレートは世田谷、品川、横浜、川崎と関東地方がずらりとあった。
そうした景観や関東勢の自動車を見ては、軽井沢に来たのだな、としみじみした。
着いてから最初に中華料理を食した。
やはり、感染対策には敏感になっているようで、店内の席の間隔はとても広く取っていた。
私は五目チャーハンとエビ入りワンタンスープと白胡麻担々麺を注文して、ぺろりと食べた。
それから、気になる店に入っては、色々と物色した。
友人は「金欠だから」と買い渋っていたので、お金を使わない場所にすべきだったか、とも考えた。
後で聞けばいつもと違う場所まで行って楽しい、と言っていたので選択自体は良かった、としておきたい。
友人の頑固さというか、もう少し自分の体調に気にして欲しい。
私が休憩しようかと尋ねると「大丈夫」と答えてからしばらくして「ちょっと疲れた」と言うパターンが4回あった。
楽しくなってどんどん進み、身体の疲れに遅れて自覚する感じで本当に大丈夫なのか、ちょっと心配してしまう。
休もうよ、と言っても「うーん、もうちょっと」と答えたり、だんまりして進んだりして、頑固者!と思わずにはいられなかった。
そうして18時頃まで散策し倒して、最後に私のスカート姿を写真に収めて、軽井沢を後にした。
しかし、その日は劇団の電話会が20時に予定していた。
どう見積もっても20時までに帰れない、と踏んだ私たちは、高速道路のサービスエリアで電話をすることにした。
碓氷軽井沢インターチェンジに乗ろうと進むと、何故か、群馬県に入る。
これは県外に行ったことになるのだろうか、意図しない越境にどぎまぎする。
無事、碓氷軽井沢インターチェンジに入って、するすると進んだ。
19時40分頃に姥捨サービスエリアに着く。
サービスエリアの施設内でフリーWi-Fiに接続して、劇団の電話に臨んだ。
隣に友人もちょこんと座って、1時間ほど電話した。
そこから夕飯を食べようと松本市に立ち寄った。
その時点で私もどっと疲れが出て、お互いに無言の夕食であった。
友人を最寄り駅まで送り届けたのが11時、半日ずっと一緒にいた 。
中々にハードであったが、楽しかった。
友人と「また遊ぼう」と約束した。
次回はもう少し、休めるプランを提案しよう。
5月3日のちょっとした思い出だ。