御年36歳、世間的には立派なおじさんなのですけれど、精神年齢が未だ中学生くらいな私である。
小学校は卒業していると思いたい。
あと4年で初老のはずなのに、自分の幼さは一向に変わらず。
その原因の一端は仕事の責任から逃げているのもあるかもしれない。
「良い人であること」と「仕事の処理が早いこと」は同等に非ず、だ。
時間なり成果物の担保なり、そういうシビアな面に鈍感でルーズだ。
かつそうした責任を負うのを避けてきた。
責任から逃げれば現実がぼやけるのだから、それは幼いままになるよな、と溜め息が出る。
現実を希釈し過ぎて幻想の住人から脱却できない。
社会の責任を負うのにも処理能力が関係している気がする。
たくさん処理できれば、その分任される。
難しいのを処理できれば、より難しいのを任される。
手が遅いからたくさんはできないし、難しい処理はやったことさえない。
そうなると仕事を通して「人間性の向上」は無い気がする。
素っ気なく対応されたとしても割り切るしか方法が思い付かない。
人間性の向上をしたいとするなら、「仕事はできないけど良い人」という角度になる、のか?
今更、仕事ができる人間を目指してはいない。
中学の頃から「仕事をするのが向いてない」と結論付けていたのだが、自分自身に対して先見の明があったなぁ、と感じる。
働くのが下手だ。
非常に困ったことに「働くのが下手」だと「生きるのが下手」に直結する。
何せお金が稼げない。
貧すれば鈍する、生き難いのは自分の能力の無さ故に。
ぐだぐだ書いたが結句「働きたくねぇなぁ」に収束するんだよね。
ただ、夜の中の人々は「働きたくねぇなぁ」と言いながら仕事をこなしているのだから、私の「働きたくねぇなぁ」と一緒にしてはいけない。
働いていない状態の私が「働きたくねぇなぁ」と言ってるのだから、私のは程度が低いのだ。
これで40歳50歳になった時に同年代の経済力は著しく差ができるだろう。
白木屋コピペを思い出す。
自業自得なのでまるで構わないけれど、「惨めだなぁ」とか相手に思わせてしまうのではないか、という心配はある。
変に憐憫されてしまうと申し訳ない。
社会が悪いのではなくて、私が悪いのだ。
いっそ笑ってくれたら嬉しいのだけど、それはそれで気を遣わせてるよなぁ。
そうすると人付き合いも減るのだろうか?
先々の付き合いにも影を落とす、仕事下手は深刻な問題かもしれない。
私のようなねじ曲がった価値観の人間が活きる仕事はないだろうか?
無いよな……あったとして、どんな仕事だ?
色々な仕事は経験したけど、仕事として考えると合ったのはない。
天職だ! とウキウキしている人が羨ましい限りだ。
2020年で日本人男性の平均寿命が84歳らしい。
つまりこれから残り48年ある計算だ。
半世紀もあるのか……
のらりくらりと誤魔化すしかない。
誤魔化す、という発想になる時点で仕事の責任からどうにか逃げようとしているのが透けて見える。
うぅ、でも限界まで仕事する体力も気力もないのだ!
自分がちゃらんぽらんなものだから職人気質の人が眩しい。
現役時代のイチローとかストイックな姿勢には腰を抜かす。
職人気質な人は私のような人間は蛇蝎の如く嫌うだろうが、私は職人気質の人間はすごい好きだし推したい。
すごいどうでも良いことつらつら書いた。
考え方が凝り固まってる。
地域貢献はしたい、とは考えてはいるのだけど。
仕事限定だと役立たずなのよな……
自分の歳を考えると色々なことが遅きを逸してる。
でもタイムスリップして中学なり高校の頃の私に「お前は仕事ができないのだから、せめて正社員ルートを探せ!」と訴えても、まっっっっったく響かないだろうな。
あーあ、どうにかせんとな。
ぼけっとしてるだけだと湯水のようにお金が減るもんなぁ。
……まぁ、仕事のぼやきはここら辺にしておこう。