のそりと起き上がって時刻を確認した。
16時過ぎ、もう夕方に差し掛かっていた。
休日の1日が短いと感じるのは、私だけだろうか?
今日明日は休みである。
特に予定は立てていないが、やることは山積みなのは変わらない。
一先ず、荒れ放題の肌を鎮める塗り薬を処方してもらおうと皮膚医院に行く。
例の頼まれ事は、現在5回目の書き直し中だ。
1回目と比べたら、最早別物になっている。
これが最後の敵だ!と倒した相手の後ろにラスボスが控えていた私の心境を誰か案じて欲しい。
髪もびしょったい、そろそろ切りに行かなければ。
じょきじょきと切って、夏らしい短髪にしたい。
切り落とした髪の毛を一まとめに捨てて、身軽になりたい。
書籍化の話は保留している。
Twitterの部活も放置している。
山積したやるべきことを前にして、視線は虚ろになりがちだ。
約束事の更新もしていない。
神戸に行く約束、飲みに行く約束、筐体の音ゲーをする約束、どれも置いてきぼりだ。
連絡せにゃ、と考えている間に、休みが終わる。
それでも、動き続けていく。
2000円企画では、東京に行って2000円を支払い庭の草むしりをして、その足でスナックで10曲カラオケをする予定が立つ。
近々、松本市で2000円企画をやってみたいという人と会うという約束を取り付けた。
女性とデート?をすることも約束した。
相手の女性が「貞子」のコスプレをして、街中を歩くデートだ。
予定さえ会えば、8月には実現しそうだ。
私のこの身体は一つだから、一度に存在できる場所は限られている。
例えば、私のクローンが私の代わりに約束を果たしてクローンが私に伝えたとしても私は不満を抱くだろう。
この身一つで感じ、考え、紡ぎたいと「私」は感じ、考え、紡ぐ。
のそりと起き上がって、そこそこに経った。
このブログで書きたいことも山積みだ。
私は取捨選択をしようと、短い休日に臨む。
今日も密かに投稿する。