稽古終わりにラーメン屋に寄った。
ざっとメニューを見て、ニンニク焦がしラーメンを注文した。
濃い味付けなのは想像できたので、半ライスも注文した。
脂っこい食べ物を深夜帯に食べる。
身体にはあまり宜しくないだろう。
しかし、食べたくなってしまった。
体調を壊すようなことは避けなければならない。
かと言って、食べないことのストレス加減も考えると、塩梅は難しくなる。
胃腸系を壊すか、ストレスで壊すか、嗚呼、難しい。
結果として、私はニンニク焦がしラーメンを食べることを選択した。
余計なことをしなければ、問題はないだろう。
余計なこと…はて、一体何をしなければ問題がないのだろうか?
規則正しい生活からは程遠い、何時かは何処かにツケが回ってくることだろう。
それが何年先か、何十年先か、まったく分からない。
60歳とか70歳で出てくるかもしれないが、そこまで歳を経てしまえば諦め易いことだろう。
腹八分目がたぷたぷとさせ、満足げにラーメン屋を出た。
さて、風邪だけは引かないようにしなければ。
一段と冷えてきた夜道、いそいそと帰った。