下書きに大分漬け込んだ記事が散見する。
勢いで毎回書いているので、漬け込んだ記事は腐らせてしまいがちだ。
選択肢は3つ、発酵し直すか、捨てるか、更に漬け置きするか。
発酵し直すなら、最初から読まないとならない。
それも面倒ではあるが、当時と今とでは私の思考のズレが生じるだろう。
そも発酵し直せるのか疑問で、そのことが憂うつさに拍車をかける。
捨てるなら、勢い良く消さねばならない。
しかし、見たところそこそこ書いてあるのだ。
このまま捨てるのは、余りに勿体ない気がしてならない。
更に漬け置く、現状維持だ。
何も考えず、時を流してしまえば良い。
漬け込んだ記事はそのままに変わりないのだが。
煩わしく、悩ましい。
妙に静かな雨の音を鼓膜が拾う。
薄暗い部屋で自己主張の強いスマートフォンの画面を雨の音に合わせてたとたとと叩く。
整理整頓の苦手さが私の首をそっと締める。
勘弁願いたい、と七夕で希うべきか?
目を反らし続けても、仕方ないのは分かっているけど。
一先ず、上部だけでも腐敗を取り除く腹積もりだけしておこう。