自分を指す一人称について。
文章を書いているとき、「私」が一人称として使っている。
他の一人称は何となく使い辛い。
「僕」は幼い印象がある。
「俺」はイキっているような気がする。
「拙者」は小っ恥ずかしい。
一時、「我」だった。
しかし、やはり「私」が一人称として使い易い。
物を書いている時、「私」に慣れ親しんでいる。
口語だと、はじめて会う人には「自分」が多いだろうか?
劇団などでは私のニックネームを自分で言う。
場合によっては、私の名字をそのまま使う。
口語だと相手によって、私の立ち位置で変わっている。
文章は不特定多数の中の私の立ち位置は曖昧だ。
公共性の高い「私」という一人称は、私にとってとても良い言葉だ。
私はこれからも「私」を使うだろう。
擦り切れるまで何度でも。