私は怠け者だ。
しかし、最近はよく脚本をせっせと書いている。
しかし、腰が重いのも事実だ。
しかし、フットワークは軽い。
しかし、遠出をできていない。
しかし、楽しいことはできている。
しかし、私だけが楽しいだけで良いのだろうか?
しかし、他の人とズレているから私だけに成らざる得ない。
しかし、100人の「2000円分の楽しい」は知っている。
しかし、やはり私の楽しいで終わっている。
しかし、それで満足できれば良いのではなかろうか?
しかし、演劇をし始めて人との関わりが増えたのに、自分だけで良いのだろうか?
しかし、人と関わるのが今まで無さ過ぎて、間合いが分からない。
しかし、劇団員が言うには皆同じ道を通った事がある、らしい。
しかし、来年で34歳、「皆同じ道」を通るのに遅過ぎやしないか?
しかし、普通に憧れる私が「皆同じ道」を通れるかもしれないのは嬉しい。
しかし、私と他者では「皆同じ道」も違う感触がある。
しかし、私と他者とは違うのは当たり前のことだ。
しかし、他者とは相容れないと考えるのは早計なのかもしれない。
しかし、私の自意識が他者を容易に受け入れられない面もある。
しかし、私の性格は丸くなった、らしい。
しかし、私には昔も今も変わっていない。
しかし、私と関わりがあって他者間には関係のない2人以上に同じことを言われたら、それは真実だろう。
しかし、だからと言って私の本質は揺るがない。
しかし、来年も再来年も「皆同じ道」を辿ることができたら、少しは真っ当に成れるかもしれない。
しかし、安っぽい希望に縋るのはみっともない。
しかし、絶望するようなことでもない。
しかし、ぐるぐると何遍も同じ道しか歩いていないのは不安だ。
しかし、今までと違う部分があるのは有り難い。
しかし、来年、再来年と私は「皆同じ道」を歩ける保証がない。
しかし、考えても仕方ない部分もある。
しかし、思考を放棄するのは絶対に違う。
しかし、段々と考えるのも億劫になってきた。
しかし、何も考えないで何か作業をすることはできるはずだ。
しかし、目の前のゴミを片付けるのが面倒で死にそうだ。
なので、私は怠け者だ。