ふと、昔の記事を読んでみよう、と思い立つ。
理由は特にない、単なる思い付きだ。
思うままにガッと開いてみる。
2016年9月、即ち、当ブログが産声を上げた月である。
今が2021年6月なので、もう3ヶ月ほどしたら5年となるのか。
月日の移ろいの早さに怯え倒している。
上記のリンク先の記事は靴についてさらりと書いている。
ですます調の文体で言い回しも話し言葉に近い。
読み直すと文章の下手さを感じるのだが、どこがどう下手なのか明確に言えない。
記事では物を使い潰すくらいに一つの物を使っている、と書いている。
4年経った今でも、相当使い込んでいる。
相変わらずの労働環境で、物の怪に変化した物たちによるストライキが起きそうで身が縮こまる。
昔と少し変わったことで言えば、靴の底が抜ける想像をしなくなったことだろうか。
今の移動は専ら自動車で、靴減りがそれほどしなくなったのも起因しているだろう。
ベロベロになるまで履き潰すこともなくなったのは、良いことなのかどうなのか。
過去の自分の発言と照らし合わせる、追求者としてはやるべき事柄だろう。
もうちょっと4年前の私の意見を漁ってみるか。
変わったこと、変わっていないこと、見えてくるものが違うだろう。
ギャグみたいな日常を送ってみたい、というのは今もある。
今を楽しむ、その姿勢を一筋に、真っ直ぐに歩いている。
昔も今も、私はただ「楽しい」と言いたいだけなのかもしれない。
歩いていたら急に底が抜けてしまうような人生を私は望んでいる。