my life for me by meのラスト。
さらっと読むと書き直したくなると同時に面白いと感じられる私がいて少し安心する。
7、それから。
電話が鳴り響く。
ベッカム、シャケ、フジヤマ、瞳の周りをぐるっと回る。
歩、のんびり空を見上げる。
瞳 (電話に出る)もしもし?
歩 もしもし?歩です
瞳 久しぶり
歩 はい、お久しぶりです
瞳 今はどこなの?
歩 今は……えっとー、天国です
瞳 (大笑)そう、天国ね。良いね
歩 歩はー善人なので。瞳さんは?
瞳 私?まあ、色々あったよ……今は、実は、瞳じゃないんだ
歩 ほほー?
瞳 今は、アイって名乗ってる。目の「Eye」と、私の一人称の「I」をかけて、アイ
歩 なるほど、瞳さんはー、アイさんになったんだね
瞳 うん、アイになった。私は、私
歩 シャケさんは元気?
瞳 もう、元気元気……今度、歩が帰って来たら、紹介したい友達がいるんだよね
歩 歩にー、紹介?
瞳 そう、3人ほど、歩と仲良くできると思うんだよねー
歩 なるほど、帰ったときの楽しみが増えました。歩はー、ほくほくです……あ、じゃあ、呼ばれたので
瞳 うん、じゃあ、また
歩 はい、またね、アイさん
歩、空を見上げて、歩き出す。
瞳 ……あーあ、私の人生、こんなはずじゃなかったんだけどなー……
シャケ 今日はシャケの塩焼きだよ!
ベッカム、フジヤマ シャケの塩焼き!
瞳 ……まあ、でも、いっか
瞳、3人の輪の中に入る。
瞳 それじゃあ、今日も、やらかしますか!
了。