4月8日(土)『ロクディムりょーちん即興芝居ワークショップ』の1日目に参加した。
最初のスタートから私はナーバスな気分だった。
「どうしてここに居るのだろうか?」と不合理なような気がして気持ちが沈んでいた。
最初、2人1組で連想して言葉を繋げるWSをした。
私は言葉を受けてその言葉から言葉を連想して答えた。
2回目の時に、1回きちんと受ける、相手の言葉を繰り返さないように提案された。
私は「緑」と言った後に、相手は「松本山雅」と答えた。
私は「松本山雅」を考えたら、アルウィンの光景が映像として浮かんだ。
そこから連想して「応援」と答えた。
相手に対して分からないことがあれば質問する、引っ掛かりが大事であることも分かった。
聞くというのは、連想すること、引っ掛かることなのだ。
前々から一人芝居クソ野郎と揶揄されていたが、WSを通して聞いて芝居をする、自分にも相手にもアンテナを張ることができることが分かった。
昼休みに聞くことができると自分で納得してから、私は自分が感じていたより「人の話しを聞けない」ことにコンプレックスを感じていたことに気付く。
私は自分の内面の追求を人生の至上目的にしているが、猜疑するばかりで自分自身を信頼できていなかった。
手法の一つであるが、何れにしても私を掘り下げて、私のできることを突き詰めていけば良い。
原点、私から出発すればどんな相手でもどんな状況でも対応できるようになる。
役作りでも私からできるパターンを突き詰めたり、新しいパターンを増やせば良いのだ。
相手の言葉、動き、表情にアンテナを張りながら、私が感じて、連想して、引っ掛けりに気付く。
1年前の夏頃よりもりょーちんの言っていることに納得できる。
頭の上の蝿を追え、他者のことに気掛かりにする前に自分のことを深く知る。
自分を深く知るのは言葉にするしかない。
何度も何度も直ぐに言葉にしていけば、その言葉に自分自身発見していく。
毎回、驚ける私になれたら、波のような芝居ができるようになるだろうか?
9日は更に自分の中で取り込められたら良い。
即興芝居以上に私は得るものがありそうな予感がする。
私の中で起きたこと、周りで起きること、それらは同時であり、変化していくこと。
多くの人の演劇の在り方を思い出す。
私の芯はどこにあるのか?
迷わずに進むための私をもっと知りたくなる。
私の頭の上の蝿は、さて何処かや?