出てこい、言葉よ、出てこい。
私の頭の中に、言葉を表記せよ。
出てこい、出てこい、出てこい…
出てこない…気分も氷山にぶつかったタイタニック号のように、沈む。
仕方ない、適当にタイピングするか。
最近は、変なギアが入って、書き散らかしていた。
チラシの裏の落書きのような、しょうもないことばかり。
私の思考はいつも迷走する。
考えなければならないことは、一切考えず。
考えなくても良いことばかり、拘り続ける。
童謡の歌詞の考察など、考えなくても良かったのに。
何故か、考えてしまった午前中。
今後の人生プランだとか、税金の仕組みだとか、知らなければいけない、考えなければならないことは山ほどある。
しかし、面倒と三度三度唱えるのさえ面倒なほどに、考えず。
迷走し続け、自分が何処にいるのか、何処へ向かっているのか定まらない。
それなのに焦りは全くないのが、人としてどうなのだろう?と悩む。
悩む、素振りをしているが、本当に悩んでいるか?と問われれば、自分でも分からない。
迷走している故に、悩みさえ、置き去り、背負い込み、また忘れ去りの繰り返し。
出てこい、言葉よ、出てこい。
意味があるような、ないような、どっち付かずではなくて。
ハッキリとあるのか、ないのか、明確は言葉よ、出てこい。
出てこい、出てこい、出てこい…
やはり、駄目だ、全く考えられない。
疲れなのか、気持ちの問題なのか、外部の影響なのか。
曖昧模糊な純白な思考の波間に、私は溺れてしまいそうだ。
思考の方向性、未だ、決められず。
引っ張り過ぎなのは自覚しているが、書こうとすると、ふっと蜘蛛の子を散らすように言葉が散開して、拾い切れない。
書かなければ、まとめなければ、と考えれば考えるほどに、冷たい水で心臓が止まりそうになる。
駄文としては、優秀なのだが、読み返した時に、果たして良いのか、分からない。
分からないが、向き合うしかない。
己の思考と感情に、向き合うことができるのは、他ならぬ私なのだから。
出てこい、言葉よ、出てこい。
私に詰まらない記事を書かせておくれ。
私の本性を暴いておくれ。
嗚呼、まとまらないが、どうにか書けた。
唱えるのも、一苦労する。
投稿します。