ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

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雲の大群が山へ押し寄せている。

まるで都会の駅に雪崩れ込む人のようだ。

ただ、都会人よりずっとゆっくりと進んで急いではいない。

 

すっきりしないまま、歩く。

もっとゆっくり行きたいが、とろとろとも歩けない。

そんな急かさなくても良いのに、ゆっくり行きたいのに。

 

白黒のセキレイが2羽、ちょこちょこと歩いている。

私が近付けば、瞬く間に電線の向こう側へ飛び立っていく。

大きいモノはやはり怖いのだろうか、特に何もしてなくても。

 

アマカエルがぴょこぴょこと歩いている。

私の前を平然と通り過ぎる。

あまりに大きいモノは認識できないのだろうか、私の靴の横すれすれを行くカエルには。

 

あの雲は私が見えているだろうか?

あまりに小さいモノだから気にも止めないだろうか?

それとも、地面を踏むことは生涯ないから、地上のモノモノのことなど眼中にないのだろうか?

 

心配がないから、あんなにもゆっくり進んでいるのだろうか?

踏む心配があるから、私は急いてしまうのだろうか。

余計な心配ばかりするのは、急くことになる、のかもしれない。

 

私の感情は未だぐらぐらして定まらない。

ネジが馬鹿になった蝶番のように、ぐらぐらしている。

ネジ穴を埋めて、新しいネジで締め直した方がきっと早いくらいに、ぐらぐらしている。

 

それでも、セキレイやアマカエルや雲のように、歩く時くらいはゆっくりしたい。

そう考えるのは、鼻で嗤われるだろうか?

また、余計な心配をする。

 

杞憂な心配、無用な心配を成敗したいと念じつつ、投稿する。