最近、朝に記事を書いて投稿することが増えた。
朝型人間になったからではない。
役職が上がったために、私の生活が変わったためだ。
8月中旬までは、仕事の合間の休憩時間に書いていた。
仕事の合間に考えた単語を繋ぎ合わせて、また考え、書くスタイルでずっと書いてきた。
しかし、8月中旬後、仕事の合間に考える暇も書く時間もなくなった。
帰宅時間が早くなり、7時頃には家にいる。
そうなると、この時間に書く以外の選択肢しかないのだ。
朝に書くしか、道がないのだ。
パソコンの前に座り、書かなければ、と思う。
思うが、考えられない、書き始められない。
空っ欠になった身体でしばし書く以外をして現実逃避する。
しかし、この時間以外に書くしかない。
だからある程度、動きたくない気持ちを無視して書き出す。
最初の1文、その1文をこねくり出す。
最初の1文が出れば、ざらざらと書ける。
これが確からしいことなのか疑う隙さえ与えずに書く。
詰まらないことを是にして良かった、と改めて感じる。
新宿のオフィスビルの中、中途半端な時間に書く。
東京に来ているのに、書店巡って、漫画漁って、ベンチで漫画を読んでいる。
私にとって東京は少し便利過ぎて、困る。
今の仕事を辞めて、たっぷり時間があったら、どうなるか。
ほぼ間違いなく、ギリギリの深夜に投稿することになるだろう。
今の仕事の今の現状だから、朝に書くよう縛られているのだ。
今、私を律するものはない。
こんな朝でも夜でもない時間に書き始められる自由がある。
でも、昨日でも明日でもない、今日までに書き終わらなければならない楔がある。
私は私が面倒で仕方ない。
継続することに何の意味がある?と聞かれても、私は「継続する」こと自体に意味があるとしか答えられない。
詰まらないことと是にして良かったのか?と大都会の真ん中で考える。
これから、また、変わっていくだろう。
いつまでも同じままではいられない。
自由だからこそ楔が必要なことが、少し、歯痒い。
ぐずら適当に都会を満喫して、今日も書いた。