10月2日は、ゲネ最終日だ。
そうしたら、本番だ。
もう、すぐそこまで来ている。
この日を境目に、一度稽古は終わる。
もう松本にせっせと通うことがなくなるのだ。
それは、何と言うか、寂しい。
本番のために今まで台詞を覚え、動きを覚え、合わせてきた。
衣装を用意し、小道具を用意し、大道具を作った。
本当に忙しい日々であった。
10月5日6日が待ち遠しい。
そして、ほんの少し切ない。
何かが終わると言うのは、何とも言えない気持ちになる。
頑張ろう、とただただ思う。